GXPA16 GRヤリス ECUチューン! 今に至るまでの軌跡を少しまとめて見ました。

GRヤリスのECUチューンが、なんとなく形になったのがGW前後だったかと。

それから約2か月が経過したんですが

こんなに大勢のGRユーザーに施工して貰えるとは考えてもいませんでした。

ECUチューンの構想中は

 

500万もするクルマだし

まだメーカー保証もバリバリ残ってるし

どんな人がECUチューンを施工してくれるんだろ・・・。

 

って思っていて

開発した所で、数台しか売れないんじゃないか?って感じてました。

 

 

何となくの動きは去年の秋ぐらいからあったのですが

まあ、一筋縄じゃ行かなくて、ツールメーカーさん、何個ECU壊した事か・・・。

僕も海外に数台のGRヤリス用ECUを送りましたよ。笑

 

今年の2月ぐらいに、JDM以外のGRヤリスで、ECUと通信が出来るようになったものの

JDMで試すと、通信出来たり、出来なかったり・・・。

 

ヨーロッパ系のメーカーとタイアップして開発してたので、時差は7~9時間あります。

だいたい日本が夕方の4時ぐらいになると向こうのメーカーが動き始めるので

そこから8~10時間、ネットでお互いのPCを繋いで

日本にあるGRヤリスのECUをリモートであーでもない、こーでもないと通信させます。

気が付くと、こっちは夜中の1時とか2時ですわ。

 

基本英語のチャットでやり取りしてるので

「What time is it in Japan right now?」

って聞かれて

「It’s 1:00 in the morning.」

って答えたら

「Are you still working at the office?」

って返って来て

「I can’t do this at home.」

と言うと

「You’re crazy!」

との事。

 

いや、あなたがもっとテキパキ動いてくれたら、私はもっと早く家に帰れるんですけどね~

って言う文言を開発に携わっていた約1か月の間

何度、書き込んだ事か・・・。

 

彼らは現地時間の10時にコーヒータイムでチャットダウン

昼ご飯は2時間チャットダウン

15時におやつでチャットダウン

そして16時30分ぐらいから、チャットの返信が そわそわした内容になるので

「What are you doing?」

と聞くと

「I want to leave the office at 5:00 p.m. I’m cleaning up my desk.」

との事。

 

まあ、日本人も、こう言う姿勢を見習わないといけないのかも知れませんね。

 

ようやくGRヤリスのECUと通信が出来るようになっても

最初はかなり書き込みが不安定で、その原因が分かりませんでした。

通信ツールを替えて見たり、通信手順を替えて見たりして

ようやくJDM用のECUとの通信も安定してきました。

この段階で

緊急速報!ついにGXPA16 GRヤリスGR-FOURの純正ECU書き換えが解禁か!?

と言うブログを書くのですが、この時点ではまだECUとの通信が確立しただけで

読み出したデーターの内容や、その奥にあるトラップに関してはまったく無知です。

 

データーの編集を行っては車両に書き込んで・・・

コノ作業をただひたすらに繰り返して行くのですが

続報!GXPA16 GRヤリスGR-FOUR ECUチューンの進捗情報!

本人的にはまだ楽勝モードだと思い込んでます。

この後、データー編集に失敗して、エンジン掛からなくなり

不動になったGRヤリスを積車に載せて、ディーラーへの往復を繰り返す事になります。

 

自分が持っているツールだけでは

GRヤリスのECUは新品装着後のキャリブレーションが出来ない事を知り

GXPA16 GRヤリス GR-FOUR ECUチューンは色々なツールが必要に・・・。

こんな内容を書いた事もありましたね。笑

新品ECU3つ買って、今は残り1個・・・2つは壊したって事になります。

 

このブログを書いてる頃は

GRヤリス以外のECUチューンも進行中!GGH30W アルファード等々!!

ECU書き換えても、パワーが上がらない!って時ですね。

かなり嫌気がさしていて、GRヤリスを見たくなくなりつつあった時かと。

 

ダイナパックも占有出来る訳では無いので、お客さんのクルマが降りる時を垣間見て

GW前の駆け込み需要!ECUチューンてんこ盛り!!GRヤリスもだいぶまとまって来ました!!!

載せて降ろしてを繰り返しつつ、なんとなく方向性が見えて来たのが、この頃でしょうか。

 

実走行で走り込んで、連日連夜テストコースに赴き

ゴルフ7 GTI ダイナパックECU現車セッティング完了 GrヤリスECU実走行セッティング中

こんな事、書いてましたけど、内心だいぶ追い詰められてました。

ダイナパックでセッティングしたゴルフ7の出来がかなり良くて

それに比べたデモカーヤリスが遅くて遅くて・・・。

 

それでも、まあ、飽きずに色々とやっていると、なんとなく方向性ってのが見えてきます。

あれ?このマップを弄ると、ここでブーストが安定するんだ・・・見たいな。

っで、かなりのパワーアップが体感出来たので

GXPA16 GRヤリス GR-FOUR ECUチューン まずはテストデーターでのパワーチェック!

まあ、コレなら何とか体感出来るかな!?と言う結果。

 

そして

GW終了と言う事でGRヤリスのECUチューン モニター募集参加の皆さんへデリバリー開始!

ECUモニターの募集を募る事になって行くわけです。

最初は10台のみのモニター施工と決めていたのですが、デモカー以外に施工して見たら

出るわ出るわ、異なるROM-ID・・・

っで

GXPA16 GRヤリス ECUチューン モニター追加募集5台!

こうなる訳です。

 

この時は既に

こんな感じのトルク&パワーになるデーターをモニター車両にはインストールしていまして

GXPA16 GRヤリス ECUチューン!STEP1(仮称)は321PS トルク46.3k!

その後の施工者(車)からのご好評に繋がって行くわけです。

 

すでに様々な使用条件のオーナーの皆さんにお試し頂き

STEP1(仮称)としてはそれなりの実績を出しています。

 

実際にGRヤリスのデモカーを所有し、サーキットでのタイムアタックを実施。

今の所GRヤリスではトップタイムを出していますので

 

ECUだけでなく様々な情報を収集出来ています。

(このタイムはECUノーマル状態での数字なので、今シーズンはもう少し伸びるはず!)

 

ブログに書かない様な細かい事も、自分のこの頭の中にはぎっしり詰まっているので

お問い合わせ頂ければ、お答えできる範囲で、GRヤリスの事、お伝えしてます。

それにGRヤリスのECUチューンを行って下さった方には

その後のLINEで様々な情報やGRヤリス乗りだから知りたいノウハウを配信してます。

 

これらの配信を見て

「やっぱりビークルフィールドさんでECUチューンして良かったです。」

って言って下さった方、大勢いらっしゃいます。

 

定価25万には25万の意味がありますよ。

 

 

さて、デモカーのGRヤリスは今、SARDのチタンマフラーに

レボリューション製のキャタライザーを組み合わせ

EVENTURI製のインテークを装着した上で当店ECUチューンSTEP1(仮称)をインストールしてますが

7月9日に行われる、RS.TAKEDAさんでの走行会の後、本格的にSTEP2の開発に移行して行きます。

 

STEP2では組み合わせた排気系パーツやインテーク、それに今後導入する

HKS製のインタークーラーの容量をカツカツまで使い倒したデーターにしたいと思ってます。

 

なので現状の仕様での試乗がしたい方は是非、RS.TAKEDAさんの走行会に御参加下さい!

当日は浅田本人も現場に赴きます!