GXPA16 GRヤリス GR-FOUR ECUチューン まずはテストデーターでのパワーチェック!

連日、実走行でのECUセッティングを行っていた

デモカーのGRヤリス GR-FOURですが、かなりの距離をテストして

大きな問題も出なかったので、再度ダイナパックに載せて現状のパワーを測って見る事に!

 

4WDなので

最初にフロントを装着して、その後リアを載せるのですが

キャンバーの付いたフロントをダイナパックに載せるのはちょっとしたコツが必要です。

 

乗っていた感じでは、中速域のトルクアップと高回転でのキレが出ていたように思いましたが

グラフを見て納得!

 

オレンジのグラフは、測定方法を確立させマフラーを純正に戻した際

完全フルノーマルでのパワーチェック時です。

 

そしてピンクのグラフが実走セッティングを終えた後のパワーチェック。

3000rpm付近ではもともと34kぐらいしか無かったトルクが42kほどにまで上がり

ピークは3350rpmで44.7k

そして肝心のパワーは5600rpm付近で310ps!

 

最大トルクでは1k程しか変わってませんが、トルクの出ている面積で比較してもらうと

雲泥の差があると思います。

更に3000rpm付近では2割以上のトルク増大を経てますので加速感はまるで別物です。

 

5600rpmをピークに落ち込んで行くパワーも、恐らく純正マフラーが原因かと思います。

ECUノーマルでマフラーをSARD製にすると、これだけの差が出るので

ECUチューンとSARD製マフラーを組み合わせれば、高回転の落ち込みもなくなるはず・・・。

その組み合わせは、もう少し後で試したいと思ってます。

 

今急がれるのは、基本的に車両がフルノーマルの状態であっても

インストール可能なECUデーターの完成です。

 

パワーグラフを見た上で、もう少し手を加えたいところを小変更したいと思います。

GW中、色々とテストドライブし、大きな問題がなければ

いよいよモニターに募集して下さった方々へのインストール開始かと!

 

ヤフオクで売られているバッタ物ではなく

正規品のGTSを使う為

DST-iも新調しました。

これが無いと万が一ECUをクラッシュさせた際

新品のECUを車両にキャリブレートさせることが出来ません。

 

着々と進む、ECU書き換え設備の充実を見ると

GXPA16 GRヤリスのECUチューン販売へのカウントダウンが始まった様な感じがしますね。