MCU MT-CPUのアップデート

MT-CPUのアップデート

MY2007モデルから年々改良されて行ったものに

MT制御用のコンピューター 通称MCUがあります。

ミッション コントロール ユニットの略ですが

日本だとMT-CPUと呼ばれることが多い様です。

 

大きく分類するとMY2013までの1MサイズのMCUと

MY2014以降の1.5MサイズのMCUになりますが

残念ながら相互のデーターの以降は出来ません。

 

MY2017モデルのデーターをMY2013のMCUに入れる事は出来ませんし

その逆のMY2017のMCUにMY2013モデルのデーターを入れる事も出来ません。

 

ただし、1.5Mサイズのマイコンを準備して~MY2013までのMCUに実装し直せば

MY2014~2020までのデーターがインストール可能になりますが

マイコンそのものの流通が不安定になることがあり

施工したい時にマイコンの在庫が無いと言うことも起こり得ます。

 

そこでMCU自体を

購入してしまうと言う方法もあります。

MY2020モデルのMCUは非常に人気で品薄ですが、データーを入れ替える事を考えれば

MY2014以降であればどのMCUでもOKです。

 

データー的にはやはりMY2020モデルのMTコントロールデーターが人気です。

NISMOは筑波で1分切りを果たしましたが、その理由の一つとして挙げられるのが

MTコントロールデーターの大幅なアップデートです。

MY17~19でもかなりMTプログラムは良くなっていましたが

MY20はRモードの積極性を高めて

よりサーキットアタック向けにプログラムをアップデートしたいます。

 

実際に乗って見るとATモードでも、高回転をキープして走るので

加速が欲しい時に、欲しいだけのトルクが瞬時に引き出せます。

ノーマルモードはそこまで過激ではなく、ごく普通に乗ることが出来るので

サーキットに行くまでの道のりや街乗りではノーマルモードでまったり走れます。

 

また今までMTモードからATモードに戻す場合、シフトレバーを操作する必要がありましたが

MY2020モデルではシフトアップ側のパドルを長押しする事でATモードに復帰します。

使って見るとこれが非常に便利な機能で、なぜ今まで付いてこなかったのか不思議に思う程です。

 

MY2014モデル以降のMCUであれば、データーの変更だけでMY2020モデル化が可能です。

比較的安価で最新にして最強なMY20データーが試せます!

卓上書き換え用のハーネスや電源も準備しているので

実車に乗って来て頂かなくても、MCUだけ郵送で送ってくだされば

MY20データーをインストールする事が可能です!

MY20では無くても、例えばMY17のローンチモード付データーとかでもOKです。

 

価格はMTコントロールデーターの種類にも寄りますが80000円~となります。

年式によってはMCUのリセット作業が必要になる事もありますので

お乗りのモデルのR35に合わせて、都度お見積もりさせて頂きます。