GW終了と言う事でGRヤリスのECUチューン モニター募集参加の皆さんへデリバリー開始!

以前のブログで、GW明けにはモニター募集に応募して下さった方に

GRヤリスのECUチューン テストデーター完成の報告が出来るのでは?っと書きました。

テストデーター完成しました!

テストデーターとは言っても、エンジンが掛からないとか

とんでもない不具合が出るかもしれないと言うレベルの物ではありません。

 

朝一番の始動から一般道での通勤使用、高速道路での高負荷走行や

ワインディングでのスポーツ走行等、一通りの走らせ方はGW中に試しました。

特に問題は出なかったので、テストデーターとしてモニター募集へ参加して下さった皆さんに

順次データーをインストールして行きたいと思います。

自分とは違うアクセルの踏み方をする各オーナーや

様々な使用シュチュエーションでのフィーリングを収集するのが目的です。

 

一般販売時の価格はまだ決めてませんが、ここに来るまでにかなりの資金を突っ込んだので

安価な定価で販売する予定はありません。

今の感じでは25万前後での提供にしようかと悩んでいます。

 

ただ、まだ実績の少ないGXPA16 GRヤリスGR-FOURでのテストデーター

お付き合いして頂ける方には、モニター価格として

ECUテストデーター代 18万円(税別)にて提供致します。

(実車施工には施工代15000円が別途必要になります。)

 

すでに数名の方への施工が決まっていますが、まだ幾分の空きがあります。

興味がある方はご連絡下さい。

一定の定員数に達し次第、テストデーターのインストールは打ち切らせて頂きます。

 

GRヤリスのGR-FOURの場合

ECU単体で書き換えが可能ですので、遠方の方でも、取り外して送って頂く事で

ECUチューンが可能になります。

取り外しも比較的簡単で、基本はステーのボルトを2本外すだけですが

ハーネスの固定箇所が全部で4か所あり、慣れないとちょっとしんどいです。

自信がない場合は、ディーラーや自動車屋さんで外してもらった方が良いかもしれません。

 

装着も特に難しい事はありませんが、最初のエンジン始動後、一定の儀式があります。

実際に購入して下さった方には、儀式の内容をお知らせ致します。

 

あとは

各ユニットに堆積している、フリーズフレームデーターは、一度すべて

消去した方が良いですね。

DTCコードでは無く、フリーズフレームデーターです。

今までに発症したDTCを含めた過去履歴の総称です。

 

これを消すのと消さないのとでは、結構、差が出ます。

書き換えと実走行を繰り返した結果からのアドバイスです。

 

通販対応の場合、残念ながらこの消去は出来ませんので、最寄りのディーラー等に依頼して下さい。

消さなくても走りますし、ノーマルECUに比べれば明らかに速くなりますが

消さない場合と消した場合は・・・。

差が無ければ、こんなアナウンスはしません。

 

実車施工で施工費15000円を払って頂いた方には、フリーズフレームデーターの

全ユニット消去をした上で試運転を行い、問題がない事を確認した上での引き渡しとなります。

 

 

しかし、ここに来るまで色んな事がありました。

もう、書き換え失敗は無いだろうと気を抜いた直後に訪れた、エンジン不動・・・。

 

ECUデーターがクラッシュすると、その都度

セキュリティーキーなる物を、全ユニットからReadして、新しいKEYに上書きする必要があります。

 

今後、安価な書き換えツールが出回ると

安易な考えでGRヤリスのECU書き換えに手を出す方もいらっしゃると思いますが

色々と覚悟はしておいてください。

とにかく安価なツールには罠がありますし、GRヤリスのECUにも罠がたくさんあります。

そのすべてを経験したとは言いませんが

まあ、色んなトラブルに直面し、お金、いっぱい使いました。

 

少なくても本物のDST-iを使った正規物のGTSを持つ必要はあるでしょうね。

汎用診断機では出来ない項目多数ですし、ヤフオク等で売られている

DST-Iを介さないGTSではエラーとなって入って行けないページに多数アクセスする必要があります。

 

DST-Iとは車両とGTSを繋ぐ中継器

GTSとはグローバルテックストリームの略で

DENSOさんが売っている、TOYOTA&LEXUS専用の車両診断システムです。

 

DST-Iのシリアル番号をGTSと紐づけするので、中華製の中継器だとシリアルエラーになります。

まあ、色々と試しましたよ。

試して見てダメだったので、正規品を買わざるを得なかったんです。笑

GXPA16 GRヤリスのECUを扱うに当たり、腹をくくって取り組んでいます!

 

当初のテストデーターでは

こんな感じのパワーグラフでしたが、データーの微調整と実走行を重ねて

現状はもう少しパワーが上がり、5500rpm以降のパワーフィールが向上しています。

 

デモカーは今、エアクリーナーやマフラー

プラグさえもノーマルの状態でテストしていますが

5000rpm以降の加速感は圧巻です!

1速、2速はファ-ンって言いながらあっという間にREVリミットへ!

もちろん5000rpmまではズ太いトルクが3000rpmから発生するので

中速域はトルクで高回転はパワーでクルマを突き動かし

車体の軽いヤリスをどんどん加速させて行きます。

 

とは言っても、これはもう体感して頂かないと分からないと思います。

 

まだまだ粗削りな所はありますが、GRヤリスの本来の戦闘本能を開花させる。

それが当店のGXPA16 GRヤリスGR-FOURのECUチューンのコンセプトです。

 

 

・・・そう言えば

イヴェンチュリから

GRヤリス用のエアクリーナーキットが3箱届いてました。

 

1個20万以上します。 3個で60万以上です。

でもどこかの剥き出しエアクリーナーみたいに、周回を重ねると

吸気温度が上昇してパワーが落ちるなんてギャグみたいな落ちはなく

キッチリと安定したフレッシュエアを供給し続けてくれます。

 

国内の代理店から買うのが嫌だったので、自分で探して取り寄せましたが

円が弱いので、ユーロ買いして、結局高くついたっていうね・・・。

何事も勉強です。笑

 

こんな高額なエアクリーナーですが、既に3つとも行先は決まってます。

GRヤリスのチューニングは、これからどんどん盛り上がって行くでしょうね!