LotusExige350Sport Step2鬼トルク仕様にて3速発進後4速→6速60㎞OK!ロータスエキシージの本領発揮!?

昨日のブログにてECUと端末を認識させようとしたら

Not fonudになってしまったLotusExige350Sport

八王子からのご来店でしたので、出来ればその日の内にお返ししたかったのですが

こう言う場合はツールメーカーの対応を待たなければならず7時間の時差が足かせになります。

 

ただ、すでにクルマがガレージに入っているという事は・・・。

はい、既に書き換え完了済で御座います。

 

昨日の内に車両から取り外して置きました

ECUは、このままですとNG案件を抱えてましたので、適切に処理致しまして

久しぶりにロータスEFI製ECUを開封!

慣れれば、なんて事の無い難易度ですが、開封時に力の入れどころをミスりますと

基盤側に傷を付けてしまうので、注意が必要です。

 

基盤のポイントに端子を接触させ

規定電圧を掛けますと、内部のデーターを読み込むことが出来ます。

 

呼んだデーターをパワーゲートを管理するツールメーカーの本社に送ります。

イタリアとは時差7時間・・・。

こちらが16時になって、向こうが8時のオープンとなります。

 

そして懸念事項としては、明日からイタリアはドイツとの戦勝記念日とかで連休に入るとの事。

頼むから、今日中に処理してくれ!と念を込めてメッセージ送信。

 

21時過ぎても連絡はなく、弊社は営業終了・・・。

デスクワークの残務処理をしながら22時を通過。

ん~、今日も0時コースか?と思っていた22時30分過ぎにメール到着!

 

「読んでくれたデーターをデーターバンクに登録した!」

 

との事。

 

ありがとう!あなたの対応は素晴らしい!!

 

とメッセージをを送り返すも音信不通・・・。

 

まあ、よくある事ですが、連休前だと彼らはさっさと仕事済ませて早退してしまうんです。笑

 

この先は何かあったとしても、来週まではイタリアとは音信普通のままです。

 

頼むから、エラーなく進んでくれよ~と

再度端末を車両に接続し

お~、データーを保存してる!

読み込み完了~!

 

ありがとう、アレサンドロ!

バカンスを楽しんで下さい!!

 

さて、ここからは自分の仕事です。

読み込んだデーターは、今までに触った事の無いデーターなので

マップがアチコチに移動してます。

 

マップオフセットって奴ですね。

なんでこんなことをするのか良く分かりませんが

年次更改やプチマイナーですぐにマップの位置が変更されます。

 

既に手掛けた事のあるデーターを基準に書き換えたいマップの特徴を

新しいマップから読み取って、ここからここが〇〇のマップなので・・・

と新しい定義を割り振って行きます。

 

まあ、面倒くさい作業ですので、海外のそう言うサービスを利用すると言う手もありますが

外国の方の仕事・・・結構間違ってますので、最終的には自分で確認!

 

この時点で日付は替わり、一旦家に帰ります。

 

翌日、造ったデーターを端末に送り込みますと

このようにオリジナルデーターとチューニングデーターの2つから選べるようになりまして

任意で選んだデーターを、実際にECUに書き込んで行きます。

 

待っていますと書き込み終了までのこの時間が、非常に長くは感じるのですが

他の仕事をしていれば、あっという間の数分間。

 

無事書き込みも完了してエンジンスタート!

チェックランプの類の点灯もなく、アイドリングも安定しています。

 

折角水温が下がっているので低水温時の確認も兼ねて

素晴らしい天気の中、試運転。

 

Normalモード、Sportモード、RACEモード

どのモードも、まったく問題ないどころか絶好調です。

 

そして、今回も弊社のECUチューンの特徴となる

3速発進後の鬼トルクっぷりの実演。

 

1回目はなぜか無言だったので、一度停まって

3速スタート後4速に入れたら、その次は1500rpm未満は承知の上6速へ!

それでもアクセルを踏むと、グイっと加速しまして、流石は3.5Lエンジンだね!!って感じです。

 

そうなんです、ノーマルのエキシージって、なぜか低速トルクをわざと絞っているので

低回転時は3500㏄もあるのを忘れていると思うのですが

ECUチューンにて鬼トルク仕様にしますと

あ~、エンジン3.5Lだったんだ!と思い出します。

 

4000rpmを超えますと、トルク型からパワー型の出力特性となり

7000rpmまで一気に回って行きます!

 

軽くってパワーのあるクルマって ス テ キ

 

久しぶりのECU-OPEN案件で、少々お時間掛かりましたが

今回も本来の姿を取り戻したEXIGEを世に送り出す事が出来ました。

 

 

我々ビークルフィールドでは3.5Lエキシージ用の

軽量フライホイル仕様のツインプレートクラッチや

高速コーナーで邪魔しないLSDをOS技研と共同開発し、専売品として取り扱っています。

 

他にもNot水冷インタークーラー車用のブーストアッププーリー

イギリス本国仕様のベルトなど

今まで幾多のエキシージをチューニングしてきたノウハウを持っています。

 

ECUチューンは出来ないけど・・・駆動系のチューンなら任せて下さい!

とか

海外のデーターをECUにインストールする事は出来ますけど

その他のチューニングの事はちょっと・・・。

 

V6エキシージのチューニングをマルチに熟せるお店って案外少ないと思います。

 

まだ特定のチューニングショップが決まっていないV6 EXIGEオーナーの皆様

是非お問い合わせください!

 

 

本日のnoteは新たなトラブル発覚のGRヤリス続きの検証結果です。

ん~この現実はGRヤリスオーナーには中々受け入れがたい内容かと・・・。