EVORA乗りの皆さん!お待たせしました!!
デモカーのロータス エヴォーラ400のECUセッティングが完成しました。
去年の6月にデモカーとして購入し、色々なシュチュエーションにて走行してみましたが
どう考えても
どうにも遅いと感じて、パワーチェックを慣行!
出てきた数字は
370ps トルク45kと言う非常に残念な物で、電動スロットルが全開になっていない事も判明・・・。
ダイナパック上での症状か?と、実走行にてLOGを取っても
スロットル全開になっとらんのかい!?って言う結果でした・・・。
遅い訳です。
っんで、仕事の合間を見つけては、色々とゴチャゴチャ弄って見たんです。
ブログには書かなかったものの
1ヶ月半ほどゴニュゴニュECUデーターを変更しては走って見て・・・を繰り返し。
ただ闇雲に走っても変化が分かり辛いので
海外製の
こう言うパワーチェッカーを使ってパワーアップの度合いをグラフでも見れる様にしました。
まあ、セットに入っているジグではロータスには装着が出来ず
結局チーフメカニックにワンオフでアダプターを造ってもらったって言う裏話付きですが・・・。
さて、もう一度ダイナパック時のパワーグラフを載せて
続いて
DYNOROADと言う、実走式パワーチェッカーのグラフを載せます。
ECUノーマル時の実走でのパワーチェックですが
363.7ps トルク422NMとなっています。
パワーチェック中の車重が1500㎏となっていますが、ネットでEVORA400の諸元を見ると
6ATは1425㎏と言う事で、それに浅田分を足すとジャスト1500㎏です。
その他、測定時の気温や気圧なども表記されてますね。
ダイナパックでのグラフと見比べても、なんとなく同じ様な曲線を描き
数字的にも何となく揃ってるのかな~と言う感じです。
残念ながら車名の由来となった400HPには程遠い現実が実走でも明らかに・・・。
しかし、安心して下さい!
肝心のECUチューン後は、こんな素晴らしい事に!!
細いグラフがECUノーマル時
太いグラフがECUチューン後
GPSによる速度測定と自らの回転による計算からエンジン回転数を割り出すので
こう言う測定誤差が出るのが、このツールの弱点です。
なので実際に6700rpm以降の数字は参考程度に見るとしても420psは出ていますし
トルクに関しては6300rpmで最大値466NMを出力。
ECUノーマル時とは比べるまでもない結果です。
EVORA400以降の2GR+スーパーチャージャーエンジン搭載のEVORAの場合
同じ様なECUチューンで、同様のパワーアップが可能だと思われます。
電動スロットルが勝手に閉じてる事が分かった時は、調べれば調べるほど
AT制御側の問題だと思われ、実際最初のうちは何をやってもパワーが上がりませんでした。
っが、デモカーとして所有した以上、意地を通させて頂きました。
この日本に一体何人のEVORAオーナーが居るかは分かりませんが・・・。笑
購入当初はエンジン内部まで手を入れて
カプラーオンのフルコン制御で500psオーバーまで行けたら・・・。と思っていましたが
AT車である以上、シフトダウン時のブリッピングを含む
AT制御側の電動スロットルの開閉までは委譲してもらう事が出来ず
デモカーLOTUS EVORA400としてはこの辺りを着地点としてECUチューンを完成とさせて頂きます。
作製したデーターは
VFRオリジナルパワーゲート3にノーマルデーターと一緒に入れて
ECUノーマルとチューンの両方が楽しめる様にします。
ん?デモカーなんでしょ?都度書き換えればいいじゃんって思った方、鋭いですね。
EVOR400 次期デモカー購入の為、売却致します!
車体本体価格998万円 消費税込み1098.8万円
売却済みです。