仕事に対する熱量の違い・・・。

ブログでも折々に紹介して来た

GC8 インプレッサのEJ20エンジンオーバーホール作業。

 

ここに来てスバル部品共販が

「この部品廃版です。あと、この部品も生産中止です。」

「すいません、ピストン2個しかありませんでした。」

って言ってます。

 

こちらも闇雲に分解を進めたわけではなく

まずお客さんから作業依頼の話があった段階で

OHに必要になるであろう部品をすべてピックアップし価格と生産中止部品を確認。

廃版部品に関しては社外品等で対応出来ると判断した上で作業を請けたのに

いざ注文して見ると、あれが無い、これも無い、4個必要なピストンは2個しか準備出来ない・・・。

 

スバル部品さん、馬鹿なんですか?

何のための事前調査だったんですか?

前々からスバル部品共販の対応には疑問が多かったので

今回は念には念を入れて調査して、このザマです。

 

いつまでも古いクルマの部品を造ってくれ!とは言いませんが

せめて在庫や廃版管理位はしっかりやらないと・・・。

アイサイトのカメラでクルマの前方を見るより先に、自社の足元を見て頂きたい。

 

もう1社、対応に疑問のある会社さん・・・。

こちらのブログでECUセッティングの風景を紹介した

ロータス エキシージははるばる九州からの作業依頼でしたので

オーナーが、行きも帰りも陸送屋さんに陸送を頼んだのですが

当店に入ってくる際は、バッテリーを干上がらせてしまいエンジン不動・・・。

原因を聞くと、キーをシリンダーに挿しっぱなしで輸送したらしく

(LOTUS車は鍵を抜かないとキーOFFになりません。)

その間にバッテリー容量が完全放電した様です。

 

搬入予定日には間に合わず、1日遅れで入庫しましたが

なんとか引取予定日程に間に合う様にセッティングを完了させ

いざ、陸送の引取日。

 

電話が掛かって来て

「クルマはノーマルでしょうか?」

・・・えーと、来る時も運んだのあなたたちですよね・・・。

とは思いながら

「ロータスはノーマルでも車高が低いので低車高車両が積める積車で来てくださいね。」

と言ったにも関わらず

こんな積車で来て

「積めませんね~、明日以降1台済みで引き取りに来ます。」

 

ZEROさん、馬鹿なんですか?

何のための事前調査だったんですか?

って言うか、このクルマを搬入した際、一台積みのローダーで来ましたよね?

何で多積載の積車で来るんですか?

 

あの~、世の中、これが普通なんですか?

自分の方が間違ってますか?

 

仕事は段取りが8割を占めると考えろって、諸先輩方に教えられてきましたが

事前調査の情報が生かせなかったら、段取りも糞もないですよね。

 

仕事に対する熱量の差を思い知らされた出来事、2連発でした。