先日のブログで紹介したVR38DETTエンジンを
持ち主に返す為
エンジン単体に
GCG製の新作タービンを装着。
コンセプトはECUを書き換えなくても気持ちよく走れるタービンです!
パワーアップを目的としない、いわゆる普通のエンジンOHと言うのが
これからはVR38DETTでも増えてくると思います。
距離が進んだが故に単純にオーバーホールしたいと言う需要ですね。
そんな時、タービンを純正新品で組むのも良いのですが
純正であってもかなり高額な物なので二の足を踏む事になります。
かと言ってハイフローやアフター物にするとECUセッティングしないと・・・見たいな。
そこで純正タービンをOHしながら、わずかな加工で特性を変化させ
純正ECUであったとしても気持ち良く乗れるタービン。
そんな仕様をGCGにお願いして造ってもらいました。
エキゾーストブレードも変更されてますが、下が無くなる様なサイズではありません。
配管類をある程度組んだら、地上に降ろしますが
ここまでの状態にするとかなり大げさな身なりになりますね。
カムカバーも付いていなかった時と比べると、かなり大きさが異なりますね。
新品のフライホイルハウジングを装着し
メンバーに載せます。
車体はすでにリフトアップされており、エンジンを下から挿入して行きます。
微妙なズレでも、メンバーにボルトが入らなくなるので、ノウハウが必要な作業ですが
慣れるとあっという間に車載出来ます。
補機類を組み上げて油脂類を注入したら、クランキングして、エンジンに火を入れます。
しかし
工場内にはすでにまた新たなR35が入庫しており
どうやらミッショントラブルを抱えている様です。
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