各スタッフ、各作業をマルチタスクでこなしつつ、2台3台の同時進行は当たり前
人によっては5台6台の受け持ちを回しつつ、何とか踏ん張っております。笑
車両から降ろされたエンジンは4機程ありますので
分解が終わったブロックから、順番にエンジン組み立て室へ!
エンジン組み立て室の下ではSW20 MR-2が
LINK G4Xの各種パラメーター設定中です。
燃料ポンプが動けば、エンジン掛かるはずなのですが・・・ポンプがご機嫌斜めです。
ズームアウトすると
一番奥のリフトではピンクいS15の新規タービンの
パイピング周り本溶接やボンネット加工施工中で
真ん中のリフトで上げられているCP9A ランエボⅥからは
ミッションが摘出されています。
ベルハウジング内は
ミッションオイルでベトベトになっており
インプットシャフトがガッタガタです。
それもそのはず、インプットシャフトを支えるベアリングのガイドが無くなってしまっていて
内部に入り込んでしまっている様です。
ミッションオイルのドレンボルトには
尋常ではない鉄粉が付着しているので、OHしないといけませんね。
必要部品が出ると良いのですが、一部は廃版となっているので・・・。
さてどうやって直しましょうか~。
一番手前のリフトでは
まずはシャンパンゴールドのZ31がクラッチ交換。
さらに
赤いZ31は整備の甲斐あって、車検には無事合格したものの
ステアリングギアボックスが走行の度にズレると言う症状を発症。
シャンパンゴールドのZ31と見比べると
ステアリングギアボックスを固定するブラケットの形状が・・・違う。
リアハブのスペーサーの件もそうでしたが
この車両を今までメンテナンスして来たお店は信用出来ません。
その場その場で適当な作業をして、なんとか動けばそれでOKと言うスタンスが見え見えです・・・。
各作業の合間をぬって
HA36S アルトワークスのオイル交換と
オーナー指定のオイルフィルター交換。
エンジンオーバーホールやミッションオーバーホールからエンジンオイルの交換まで
作業の重さに関わらず、各車鋭意作業進行中です。