以前レクサスGS350にパドルシフトを付けたのですが
そのブログ記事を見たGS460オーナーから、同じ作業の依頼が入りました。
ただGS350の場合はステアリングスイッチが埋まっておらず
配線的にも空のカプラーがあったのですが
今回のGS460は
フルオプションで
スイッチ類が全部埋まってます・・・。
電話のスイッチが単体で使えるか
抵抗値を測ってみると、スイッチ全体での抵抗値を読み込んで制御するタイプの様で
1か所カットすると、純正オーディオに入力されているスイッチ類がすべて使えなくなります。
オーディオのボリュームの調整が出来なくなるのは困るので
オーナーが使う事は無いと言う
オートクルーズの配線をカットして、シフトのアップダウン信号を組み込む事にしました。
パドルスイッチは前回と同じくIS-F用を使いますが、そのままポンっと着く訳がありません。
かと言って、プライベーターみたいに接着剤や両面テープで無理矢理付けるのもダサいので
パドルスイッチはいきなり根元で切断!
台座側をステアリングの骨格部分にタップを切って各2本のボルトで固定。
パドル部分がちょうど良い部分に来るように採寸して
オフセットステーを
ワンオフにて試作。
あてがって見て、指を伸ばすのに遠すぎないか?
操作しない時に邪魔にならないか?等を検討吟味して
製品版を
削り出して
装着!
高さ的なオフセットだけでなく、奥行きのオフセットもこのステーで調整しています。
前から見ると
こんな感じですので、見えるは一部だけですが
根本からしっかりと造り込んであります。
これからオートクルーズの配線を流用してシフトアップ&ダウンの配線を加工接続して行きます。