SW20 MR-2へのカルディナ用3S-GTEエンジンの換装はようやく峠を越えたかと・・・。

水路の新設を終えてエンジンハーネス作製に進む所までを、前回のブログで紹介した

2型のSW20 MR-2。

作業中の姿が、チョロッとだけ先週末のブログに出てきましたが

現状を、後ろから撮影すると

何とエンジンがエンジンルームに収まり、排気系も一通り装着出来ています!

いや~・・・ここまでがかなり長かったです。

とは言っても作業したのはスタッフの山口ですので、自分は遠くから見守っていただけですけどね。

 

エンジンのメインハーネスを旧エンジンから毟り取ったら

要るものと要らない物を分別して

エンジンに仮合わせ

して行きます。

カプラーはTOYOTA部品共販からほぼすべてが揃ったので

出来る限り新品を使ってエンジンハーネスを作りました。

 

整備書とLINKのG4Xの配線図を見比べて、どこになにを入れるかを決めながら

配線を1本1本造り上げて行きます。

言うは簡単、やるは難関って奴ですね。

エアフロは取っ払って、制御は圧力制御にスイッチしますので

この辺りのセンサーハーネスも新規で造って行きます。

プロテクトチューブを使いながら新規配線を這わせ

見た目的には極力すっきりとする様に工夫しながら

制御元のLINK G4Xに配線を集めます。

今回は他車種のプラグインを使う事で、ハードケースは純正を使う事が出来るので

見た目にはなんら変わらない?のですが、CAN-LAMBDAの配線等

純正では絶対に使わない配線類が何本かECUに繋がって行きます。

 

もともとプラグコード点火だったのが4発独立シーケンシャル点火になったり

フラップ式のエアフロが撤去されるだけでも、かなり制御のレスポンスが上がると思いますが

今回は難儀して装着したカルディナ用タービン等の助けもあり

下からビュンビュン回る仕様になると思います。

 

スロットルケーブルの取り回しがカルディナは異なるので

今は暫定的なステーをアダプター越しに装着してますが

動きのスムースさが確認出来れば、この辺りももう少し造り込んで行きます。

 

エンジン始動まで、もう少しの所に来ましたが

エンジン自体はなんとか車載出来ているので、作業全体の峠は越えた感じですね。