先日、VFRオリジナルパワーゲートによるセッティングが可能になった
LOTUS EXIGE-MK3
2GRエンジンにS/Cを搭載していますが、MK2と比べると車重も重くなっているので
ノーマルのパワーではすこし加速感が鈍く感じます。
そこで、ECUチューニングを施してサーキット等でも気持ちよく走れる様になるのですが
今回はさらなる高みを目指して
ブーストアップ用のプーリーと大容量インジェクターを導入した車両です。
インジェクターが大きくなっているのでECUがそのままだと燃料過多で逆にパワーが出ません。
そこでスケールアップに合わせて燃料を絞ってゆくのですが
海外製のインジェクターの為、仕様書通りの数値で計算すると全くダメでした。
そこで
AF計を装着し実際のAFRを見ながら燃料の補正を組み上げて
ようやくここまで吹ける様になりました。
やっぱ海外の製品はデーター鵜呑みにしたらいかんです。
燃料補正のみを合わせて一度パワーチェックして見ると
すでにトルクは52kに迫る勢いで、ブーストアップの恩恵を感じます。
比較で重ねてある緑のグラフがECUチューンオンリーのエキシージMK3なので
すでにMAXトルクでは負けてしまっています。
ここから各マップをセッティングして行くことで、どこまでパワーアップするのか楽しみです。