連休明けも早速GRヤリスの作業紹介から!今月 中ごろにはデモカーGRヤリス後期が納車されます!!

本日よりGW開けで、仕事が出来て嬉しい!なんて人はどれくらい居るのでしょうか?

逆にうちの会社には連休が近づくと体の調子が悪くなると言う

ワーカーホリックが数名在籍しています。笑

 

連休中ってどこ行っても混んでるし、ホテルや宿泊施設は割高だし

ご飯屋さんに行っても、出てくる料理なんとなく雑だし・・・。

 

自分は世の中が連休と呼ばれる時に行楽地に出向くのは

あまり好きでは無かったりします。

じゃあ、行かなきゃ良いじゃん・・・と言う話なんですけどね。

 

 

さて、定休日明けの火曜日、相も変わらず

多数のGRヤリスが入庫しています。

岐阜県からお越しいただいた

こちらのGRヤリスからは

純正触媒を外しましてレボリューション製キャタライザーを

装着!

 

排気効率の良いキャタライザーの装着でタービンと触媒の間の2次排圧を落とす事が出来

タービンが効率的に仕事をするようになるので、無理をさせる事が少なくなり

結果的にはタービンの保護に繋がります。

 

タービンがスムーズに仕事出来ますと、エンジンとタービンの間の1次排圧も落ちますので

強いてはエンジンの保護にも繋がると言う仕組みです。

ただしっかりと造り込まれていない社外キャタライザーは空燃比センサーの処理が適当で

すぐエンジンチェックランプが点いたり、純正品と大して効率が変わらなかったり・・・。

 

触媒部分を固定するロウ付けの耐温度が低くて

ブーストアップされた車両には装着出来ない・・・。

と言う物も存在します。

 

なにがダメで、なにがOKなのか、ショップ側が十分に把握できているか?

大事な点だと思います。

 

 

群馬からご来店頂いた

こちらのGRヤリスも

触媒をレボリューション製キャタライザーに

変更し、プラグをHKS製レーシングに交換しつつ

ECUを机上にてStep1-Rへ書き換えまして

純正診断機のGTSを繋いで初期再学習へ

ん~、裏のノック補正学習値がStep1-Rの割にちょっと低めですね・・・。

Step2やStep3では、良く見る数字で極端に遅くなるような数値ではありませんが

Step1-Rとレボリューション製キャタライザーの組み合わせを鑑みると ちょっと・・・です。

 

マフラーを覗きますとフジツボのチタンマフラーが導入されてまして

左右に分かれた後の配管に、それぞれに長めのサイレンサーが使われていました。

排気流量が分岐された後の音消しには有効ですが

タービンから遠い部分の抵抗物は思った以上に排気効率を落とす事もあります。

 

チタン製のマフラーはその材質故に排気音が高周波になることが多く

その高周波を含めて加速騒音試験内に収めるには、かなりの消音をしないといけません。

それらは往々にして極端に絞った内径パイプの使用に転じられるが故

GRヤリス用の車検に対応したチタンマフラーは排気効率が悪い・・・と言われます。

 

フジツボ製なので社内の試験機関でギリギリまで

排気効率と加速騒音試験合格の狭間を見極めたと思われますが

ECU等でブーストアップした際の排気効率まで考えると

なかなか厳しい・・・と言うのが現実かも知れませんね。

 

ひとまず匠の技にて裏のノック補正学習値を

23.0までは上昇させて

試運転としてはOKとしました。

実車施工でのECUチューンの際には、この様に1台1台必ず診断機を繋げ

その数値を診ながら私、浅田自身が学習作業や試運転を行いますので

今迄蓄積した情報やノウハウは、とんでもない量になります。

 

決まったデーターをスルっと入れて終わりとなるお店とは一味違う実車施工が人気

隣県含め他県遠方からも、数えきれないユーザーが我々ビークルフィールドに赴いて下さいます。

 

この期待を裏切ることが無いようにと注文した

GRヤリスの後期車両が

5月10日にラインオフされるとディーラーから連絡ありまして

なんと去年の秋に注文したヴェルファイアよりも

ヤリス後期の方が早く納められると言う逆転納車です。

 

・・・今年の夏はヤリス後期浸けになる事間違い無さそうです・・・

 

 

さてnoteの記事はダイナパックにてセッティングしたCT9A ランエボ9MRの結果を!

ハード面とソフト面の両方が辻褄合って始めてパワーが解放されると言う内容です。