エンジンルームから異音がするので診て欲しいと言う事で
静岡ナンバーのVW POLO GTIが入庫しまして、初期診断の結果は
ベルトで駆動されるコレじゃない?という事になりまして
S/Cの電磁クラッチも兼ねるウォーターポンプです。
オーナーの許可を頂いて部品を揃え
いざ交換作業を開始!
普段あまり扱わないメーカーの輸入車と言う事もあり、少々戸惑いながらも
核心の部位に近づいて行くのですが最終的にベルトを外すには
スーパーチャージャーのプーリーを外さないといけません・・・。
まあ、外したけど。
っでようやく
異音の元と思われる部位を撤去出来ました!
新品と取り外し品
動画だと分かりにくいのですが軸ブレを起こしてベアリングから異音が出てます。
異音の元はココで間違いないようです。
LLC漏れを起こさないように合わせ面をキッチリと清掃し
新たなウォーターポンプを組み込んで行きます。
さあ、緊張のエンジンスタート!
異音は消えて、正常にアイドリングしている様に思われます。
これからLLCのエア抜きを行い各部からの漏れが無い事を確認したら
一晩冷やして水位の下がった分を補充して行きます。
輸入車に良く使われている加圧式のLLCリザーブタンクは
ちょっとだけ癖強めなので、圧の掛からない国産リザーブに慣れていると
おやっ???ってなる事もしばしば・・・ですからね。
さて本日のnoteは燃圧不良を起こしたZN6 86のトラブルシュートです。
IG-ONで燃圧が保持できず始動不良に陥った86の、その原因とは?
よければこちらの記事もお読みください。