先日マイナーチェンジをしたばかりの
VAB WRX-STIは
視認性に優れた、DefiのアドバンスドZDモニターに
油温と油圧を入力して表示させます。
それにしても
2.0Lターボクラスの車両にも
6ポットキャリパーが奢られるような時代になったんですね~
その後ろでは
GVB インプレッサからフロントパイプを取り外し
セッティング用のA/Fセンサーを装着するためのボスを
溶接装着しています。
GVBやGRBは純正のワイドバンドセンサーからA/Fのモニターが出来ますが
エンジンを始動した後の数分間は全く動かないので
何度もデーターを書き換える現車合わせセッティング時には使い物になりません。
モニターと言う意味合いよりもA/Fフィードバック用として装着され数値を拾っているんでしょうね。
このGVBは既にHKSのフラッシュエディターを使ってECUデーターを変更してあるそうなのですが
低負荷域がギクシャクすると言う症状があるので
フラッシュエディターをノーマルデーターに再アクティベートさせて
純正ECUデーターを直接書き換えてセッティングして行きます。
以前もHKSのフラッシュエディターを使っていたGRBインプレッサが
低水温時と極低負荷時にアクセルを少しだけ踏むとクルマがジタバタすると言う症状を抱えていましたが
純正書き換えに変更した所、直りました。
フラッシュエディターにはAVCSの制御マップが2面しかありませんが
バイナリーを解析すると3面見つかるはずです。
マップサイズが異なるので、あまり重要視されませんが
書き換えられたメインのAVCSの制御マップと
このマップサイズの異なるAVCSマップの整合性を合わせないと
どうも特定の領域でAVCSが誤動作を起こし、オーバーラップの急激な変化でクルマがギクシャクするようです。