燃料ポンプの配線に変な加工が施されていたBCNR33 GT-R
予定通り、燃料ポンプのリレーからFPCMを介さずに直接駆動させることで
エンジンは始動する様になりました。
っが、掛かってはエンスト 掛かってはエンストを繰り返す始末
予想によると、FPCMを使わなくなったので低負荷の燃料が濃くなりリッチ過ぎてエンスト
もしくは今まで薄々だったのをO2フィードバックで頑張って濃いめにしていた学習値が
現状でも炸裂してリッチな状態でエンスト
いずれにしても、燃料過多でエンストするんだろうと思いしばらく放置して見るも
エンストしやすい状態は一向に治らず・・・
フロントパイプを外して
A/Fセンサーのボスを溶接して空燃比を計ることにしました。
予想は大きく裏切られ、スーパーリーンでエンスト誘発と言う結果でした。
なぜ?
暖気が終わると
すこし濃くなって16台
もっと、なぜ??
普通は低水温補正で水温が低いときは空燃比は濃くなるはず。
ECUを覗いてみても、純正の封印テープがまだ残っている様な感じで
どっかのバカチンが適当なデーターを突っ込んだアホなデーターでは無さそうです。
純正コンサルタントからデーターを引っ張り出して
アクセルにほんの少しだけ力を入れた低負荷域を見てみると
エアフロ電圧1.24VでA/Fは17.4 薄い!
アクセル全開で8000rpm近くまで回した時は
エアフロ電圧4.9VでA/F 9.9 めっちゃ濃い!
しかもブースト0.7k付近のノーマルタービンなのでエアフロ出力、出過ぎじゃない?
根本原因の追究をしたい気もしますが、予算と納期が限られているので
今回はDジェトロ仕様のパワーFCを使って辻褄合わせをしたいと思います。