GXPA16 GRヤリス Step3ノーマルカムVerはマフラーを一択指定して380ps トルク57.5kを記録!

今週末からダイナパックに鎮座させていた

GXPA16 GRヤリスのStep3ノーマルカムVerのテスト車両は

陸運局での継続車検に一発合格したリーガル車両です。

 

車検付随整備を終わらせ、満を期して

ECUデーターをStep3ノーマルカムVerに変更して

パワーチェック!

 

ん?

パワー出ない・・・?

ハイカムを入れてないにしても、ここまで出ない?

 

グラフは後でまとめて出しますけど365ps トルク55.2kなのでStep2Gen2と同じ・・・?

っでStep3ハイカムVerで記録しておいたLOGと

今回のLOGを見比べる訳です。

どこがどう違ってるのか、穴が開くほど見ます。

 

データー的には意図したとおりに動こうとしているのですが

意図した過渡にならない部分があり、結果エンジン負荷が進まない様です。

 

こう言う時は大体ソフト側じゃなくてハード側です。

車検には通ったチタンマフラーですが、ポイっ

安定のHKS製スーパーターボマフラーを装着

さて、その馬力差に驚かないでくださいね!

オレンジがSARDマフラー装着時のStep3ノーマルカムVerで

ピンクがHKS製スーパーターボマフラーに交換した後。

15馬力も違うやん!

 

水色は言わずと知れたStep3ハイカムVerで御座います。

 

・・・カム、替えんでも良いやん。

 

・・・マフラー、そんなにシビアに違いがでるの?

 

色んな意見が聞こえてきそうですが、Step3に関しては

HKS製スーパーターボマフラー、一択となります。

 

今まではStep2やStep2Gen2でも耐えると言われていたSARD製が、ここで脱落です。

人をナメたような絞りを入れている

この手のマフラーは絶対に組み合わせNGです。

 

そうそう、このなんちゃらマフラー、メインサイレンサーの焼け方が

おかしな色だったんで、ぶった切って覗いて診たんですわ。

中を・・・。

 

軽自動車用みたいな極細のパイプに絞られてたんですけど

普通はね、穴の向こう側が、何かしら見えます。

 

壁とか、床とか・・・

見えないんですよね。笑

どの角度にしても、穴の向こう側が見えません。

へたくそな絵で描くと、こうなってるんです。

メインサイレンサーの中が・・・。

 

GRヤリスに装着されるスポーツマフラーのメインサイレンサーに

排気効率最悪と言われる、この構造を採用するなんて絶対にありえません。

 

世の中に出回っているマフラーが如何に排気効率を重視していないモノばかりなのか

お判りいただけると思います。

 

まさか35万以上するチタンマフラーをぶった切って

サイレンサーの中身確認する奴なんておらんやろって、慢心していたのでしょうか?

ぶった切って見えた真実は、納得の構造。

LowPowerBoostSystemでした。

 

 

話を本筋に戻しますと、GRヤリスの様なクルマは

チューンが進むと排気系の抵抗がECUに読み取られ、NGな場合は、すぐさま反映されます。

ブーストが上がらない、ノック補正学習値が上がらない、パワーが出ない。

 

「マフラーなんてどのメーカーでも大差はなく

 ノーマルよりは排気効率上がってると思いますよ。」

なんて事言ってるショップさんがいたら、そのお店はまだGRヤリスの事を知らないのでしょうね。

 

 

さて、これでStep3のノーマルカムVerの検証が出来ました。

Step3ハイカムVerStep3ノーマルカムVerの全開時の違い

Step3ノーマルカムVerと今までのStep2Gen2やStep2との違いはこの通りです。

 

Step2とは比較するまでもなく、3500rpm以降のパワーで圧倒的な差が生まれ

Step2Gen2と比較しても4000rpm以上徐々に差が生じて5000rpm以降では明らかな違いとなります。

 

この違い、実際に乗ってみますと明らかに体感出来まして

1速2速の5000rpm以降が、圧倒的な爽快感となります。

Step3ハイカムVer同様、4速後半の伸びが、まるで今までの3速の様な感じになり

あれ、今、3速?4速??って頭がバグるほどです。

実走行のLOGを確認しても、基本的にStep3ハイカムVerと同じような推移になっているので問題無し!

 

あらためてStep3ノーマルカムVerがインストール出来る条件をお知らせします。

 

インテーク EVENTURI製インテーク 一択

インタークーラー HKS製インタークーラー 一択

プラグ HKS製レーシングプラグ 一択

触媒 レボリューション製キャタライザー 一択

マフラー HKSスーパーターボマフラー 一択

 

この仕様の為に絞り込んでセッティングしたデーターがStep3ノーマルカムVerであり

他のパーツと組み合わせると、パワーが出ない事は数々の検証より明らかです。

 

先行インストールの受け付けは既に終了しておりまして

これからしばらくは、弊社製GRヤリス用のECUチューンを

すでに施工していらっしゃら方のみを対象とした

早期予約特別価格120000円にて受付するつもりです。

(インストール代や学習費用、消費税は別途)

 

またSTEP3に関しては、通販での取り扱いはお断りしますので実車施工のみとなります。

またスピードリミッターのカットはECU側で行うパターンのみとなります。

 

 

こんな話が公表されるのを待たずして

たまたまインタークーラー交換作業中

オイルクーラー装着中だったGRヤリスのオーナー・・・

 

Step3と言う悪魔の囁きに

 

続く。