GRヤリスの一人病みかけ問題・・・原因は?

毎日同じ書き出しですが、内容は変わってます・・・。笑

 

ブログは書いてますが、今日も夏休みで会社は閉まってます。

スタッフ達が自分のクルマを弄ってますが業務は閉まってます。


LINEやメールでのお問い合わせには、タイミングが合えば夏休み中でも返信するかも知れませんが

基本的には夏休み後の返答となります。


返信が8月19日の土曜日以降になっても、怒らないでください。

今は夏休み中です。笑

 

 

昨日のブログの続きになりますが、オーナーに許可を頂いて取り外したのは

マフラー!! 中を覗いて見ると

やっぱり・・・。

軽自動車用ですよね!?と言うサイズまで絞られてます。

これじゃブースト掛かりませんし、表のノック補正学習値すら上がり切りません。

 

その場でマフラー交換の英断をして頂き

HKS製スーパーターボに交換!

これでまた「付けちゃいけないマフラー」の種類が分かりました。

って言うか、付けても良いマフラーの方が少ないんじゃ・・・。

だってこのマフラーの絞り、明らかに純正マフラーよりも細いですよ。

 

このメーカーだってマフラー屋さんなので、排気効率を考えたらやっちゃいけない事

ってわかってると思うんですよ。

分かってなければマフラー屋さんとしてどうかと思うし

わかってやってるんだったら・・・。

どっちもダメですね。

 

こう言う事が起こり得るので、実際に実車を弄らせてもらう必要性が高いんです。

 

完全に一人病みを発症している訳では無いので、一人病みかけとでも言うのでしょうか。

もうちょっと距離が進むと病んじゃう、その手前みたいな感じです。

 

なのでマフラーをHKS製のスーパーターボに交換したら

念のため一人病みの薬も処方して行きます。

抜けの悪いマフラーを常用していたせいで病みかけのECUにもこの処方が効くのか・・・?

処方薬は2種類いるんです。1個じゃダメ!

 

処方後の再初期学習で表のノック補正学習値がすっと23.8まで上昇。

さっきまでどんだけ頑張っても21.4だったのに!です!!

 

もう少し距離を伸ばしたら

24に届いたので、クスリが効いたみたいですね。

 

こう言うの、実戦を積んでないと感覚的に判断できません。

病んでるのか、ただ数字が低いだけなのか?

乗った感じのクルマの伸びとかでも分かるようになるには、とにかく台数を熟して

調子の良いGRヤリスと調子の悪いGRヤリスの走りを自分の体にインプットしないと・・・です。

裏のノック補正学習値も順調に上がるようになるとブーストも1.7k弱まで掛かるようになり

アクセル開度とスロットル開度がシンクロする様になります。

 

まあ、GRヤリスの場合、スロットルは勝手気ままに閉じられますし

ブースト制御のPIDがソレノイドDUTYではあまり機能しておらず

スロットルの開閉でブーストコントロールしている節が見受けられるので

あまりにスロットル開度を神経質に考えるとノイローゼーになります。笑

 

なんとか合格点まで学習を進められたので、残りはオーナーにお任せしました。

質の良いガソリンを提供する、お店の近くのガソリンスタンドを紹介したのは言うまでもありません。

 

ねっ、結構な頻度で一人病みしてますでしょ。

ここ数週間で3台目になりますね。

 

まあ、病んでないGRヤリスが直近15台ぐらいだったので確率的には2割でしょうか。

マフラーを交換している途中、すでに次のGRヤリスが入庫していまして

こちらもインタークーラーを交換してStep2Gen2インストール予定です。

この車体が病んでいたのかどうかは、また明日のブログで~!

 

GRヤリスの事、分かれば分かるほど専門的な知識が必要だと思い知らされます。

ECUデーターを海外から買ってインストールしてるだけのお店だと

トラブルが出てもなにも出来ないでしょうし

そもそもトラブルが起きている事にすら気づかないのかも知れません。

 

少なくと自車デモカーとしてGRヤリスを保有していないと

今回の様な微妙な違いとかは判断できず

「問題ないですよ~」

で終わってしまうのかも・・・。

 

GRヤリスの件は是非当店にご相談ください。