GXPA16 GRヤリスにHKSインタークーラーは有効なのか?過給後吸気温度を比較!

ダイナパックに載せる気満々で

こんな絵を載せちゃったんですが、いきなり気温がダウン・・・。

これじゃ、あんまり比較にならないな~と思っていたら

ちょっといい感じな工場内温度になった時があったので

まずは純正インタークーラーにてウォータースプレーの効果があるのか?からテスト。

とは言っても純正のスプレーノズルは一時的に撤去されてるので、一般的な電動スプレーを使います。

 

その後、簡易的に

インタークーラーをHKSに交換して

スプレー有り無しもテスト。

 

ダイナパックを回し始めた際

外気温度は36.5度にまであがり

HKSインタークーラーに替えた時には39.3度まで上昇。

ボンネット開けたエンジンルームからの熱気が送風ファンでまん延するので

ダイナパック周りの外気温は結構厳しい環境になります。

まあ、テストには最適かと。

 

まずは

ウォータースプレーを使わなかった時のノーマルインタークーラーと

HKSインタークーラーの過給後インタークーラー通過後温度の推移です。

実線がノーマル、点線がHKSです。

 

ノーマルインタークーラーは4250rpm付近までは下降しますが一旦止まって6000rpmから再上昇

結局48度まで上がってしまいます。

っが、HKSのインタークーラーにすると4250rpmで41度まで下がり、その後はキープ。

コレだけでも交換のメリットが見て取れますね。

 

続いてはノーマルインタークーラーにウォータースプレーをした場合と

ウォータースプレー無しのHKSインタークーラー比較

実線がノーマル、点線がHKSなのは変わりなく

ノーマルでもウォータースプレーを併用すると41度まで下がる事が分かります。

ウォータースプレー無しだと46度までしか下がりませんでしたからね。

気化熱、凄いです。

凄いけど、やっぱり途中から抑えきれずに再上昇~!

 

最後は

ノーマルインタークーラー+ウォータースプレー

HKSインタークーラー+ウォータースプレー

の比較です。

 

この時、外気温度は39度を超えてますが、インタークーラー通過後温度は36度をキープ!

効果ありですね!

 

ひとまずHKSのインタークーラー装着で

インタークーラー通過後の過給後吸気温度が大幅に下がることは検証出来ました。

ただ、このインタークーラー圧損が大きいのか、ブースト計上の数値は落ちます。

ノーマルインタークーラー時に1.8k~1.9k掛かっていた個体だと

0.1~0.2kほど落ちて1.6~1.7kぐらいになると思います。

 

この辺りの相互関係をトータルで考えて

HKS製インタークーラーを導入するかどうかを決めたいですね。

 

目で見ても、コレだけの差がありますし

コアもしっかりとした物を使っているので

こう言う具体的なテストでしっかりとした結果が出ます。

 

あとはこれがパワーに繋がるか?ですね。