ダイナパックに載せる気満々で
こんな絵を載せちゃったんですが、いきなり気温がダウン・・・。
これじゃ、あんまり比較にならないな~と思っていたら
ちょっといい感じな工場内温度になった時があったので
まずは純正インタークーラーにてウォータースプレーの効果があるのか?からテスト。
とは言っても純正のスプレーノズルは一時的に撤去されてるので、一般的な電動スプレーを使います。
その後、簡易的に
インタークーラーをHKSに交換して
スプレー有り無しもテスト。
ダイナパックを回し始めた際
外気温度は36.5度にまであがり
HKSインタークーラーに替えた時には39.3度まで上昇。
ボンネット開けたエンジンルームからの熱気が送風ファンでまん延するので
ダイナパック周りの外気温は結構厳しい環境になります。
まあ、テストには最適かと。
まずは
ウォータースプレーを使わなかった時のノーマルインタークーラーと
HKSインタークーラーの過給後インタークーラー通過後温度の推移です。
実線がノーマル、点線がHKSです。
ノーマルインタークーラーは4250rpm付近までは下降しますが一旦止まって6000rpmから再上昇
結局48度まで上がってしまいます。
っが、HKSのインタークーラーにすると4250rpmで41度まで下がり、その後はキープ。
コレだけでも交換のメリットが見て取れますね。
続いてはノーマルインタークーラーにウォータースプレーをした場合と
ウォータースプレー無しのHKSインタークーラー比較
実線がノーマル、点線がHKSなのは変わりなく
ノーマルでもウォータースプレーを併用すると41度まで下がる事が分かります。
ウォータースプレー無しだと46度までしか下がりませんでしたからね。
気化熱、凄いです。
凄いけど、やっぱり途中から抑えきれずに再上昇~!
最後は
ノーマルインタークーラー+ウォータースプレー
と
HKSインタークーラー+ウォータースプレー
の比較です。
この時、外気温度は39度を超えてますが、インタークーラー通過後温度は36度をキープ!
効果ありですね!
ひとまずHKSのインタークーラー装着で
インタークーラー通過後の過給後吸気温度が大幅に下がることは検証出来ました。
ただ、このインタークーラー圧損が大きいのか、ブースト計上の数値は落ちます。
ノーマルインタークーラー時に1.8k~1.9k掛かっていた個体だと
0.1~0.2kほど落ちて1.6~1.7kぐらいになると思います。
この辺りの相互関係をトータルで考えて
HKS製インタークーラーを導入するかどうかを決めたいですね。
目で見ても、コレだけの差がありますし
コアもしっかりとした物を使っているので
こう言う具体的なテストでしっかりとした結果が出ます。
あとはこれがパワーに繋がるか?ですね。