早くしてくれないと昼休み終わっちゃうよ~って声が・・・。ZC33SのGCG製Newタービンのリザルト

最近は昼休み中にブログを読んでもらえればと思って

なるべく午前中に書くようにしていましたが、そうできない日もあります。

すいませんが、今日はもう14時を過ぎてますね。

 

書き始めたのは11時なんですが、電話問い合わせやら、来店やらでなかなか書き終わらず・・・です。

っで、こう言う遅れた日に限って、皆さんお待ちかねの情報を上げたりします。

はいっ、ZC33S スイフトスポーツに装着した

GCG製Newタービンと交換前に使用していたモンスタータービンの比較結果です!

エアクリーナーはボックスごとモンスター製に変更されている車両なので

ノーマルエアクリーナーボックスと組み合わせた場合の細かな差までは検証していません。

ただ、ノーマルタービン時にこのエアクリボックスを試した際

良くも悪くも大差はなかったので、大きな差は出ないと思います。

(他社製の剥き出しエアクリーナーはパワーが落ちるの物が多いので・・・。)

 

データーはOBDからではなく

ECUに直接書き込んで行きます。

MOTECやLINKであれば、リアルタイムにデーター変更出来るので

1カ所の変更であれば数秒で完結しますが

純正ECU書き換えでの現車合わせセッティングはとんでもない手間が必要になります。

 

まずはブースト圧をタービン特性に合わせたいのですが

なかなかうまく行きませんでした。

高回転でのブーストがタレてしまうと、GCG製Newタービンの特性が生かせないので

上までビシっとブーストを安定させたいのですが、最初のうちはヘロヘロしてました。

 

何回書き換えたか覚えてませんが

なんとなく方向性が掴めてきて、高回転でもブースト1.15kぐらいがキープ出来るようになると

パワーグラフもキレイになって行きましたが

それまではあまりパッとしたグラフではなかったですね。

グレーの実線がGCGタービンでのセッティング中で

水色が前回モンスタータービンで現車セッティングした時のグラフ。

最大トルクは上回ってますが、上で伸びてませんよね。

 

これがブーストが決まると

軸出力トルクで216kの207psになりました。

実トルク値はギヤレシオの5.981で割ると36.2kですので

いわゆる補正係数無しのTCF1.0ではトルク36.2k 207psとなります。

 

ZC33Sで一般的によく使われているTCF1.15に変換すると

トルク41.6 238psとなります。

グラフが2本あるのはブーストコントローラーのON、OFFの差で

オレンジがブーストコントローラーONでピンクがOFF

ついでに載せたグレーのグラフはモンスタータービンセッティング時のブーストでして

パワーグラフにも被せると

こんな感じの差になります。

 

ブーストを抑えても最大トルク、最大パワーの両面でモンスタータービンを上回り

6400rpm時では20ps程の差が付きます。

上まで回せば回すほど湧き上がるパワー感は、乗っていて気持ち良いでしょうね!

 

ちなみにブーストコントローラーのON-OFFですが

コントローラーにカプラーが挿さった状態がON

カプラーを抜いてバイパスアダプターを装着するとOFFです。

OFFの状態でもしっかりとセッティングしているのでONでもOFFでも全開OKです!

 

このブーストコントローラーを使った仕様で

最近大人気なノーマルタービンハイブーストアップ仕様

今回のGCG製Newタービン仕様を比べると

こんな感じの差が出ます。

 

エキゾーストブレードが大きくなるので2000rpm付近のトルクはノーマルタービンのが上ですが

最大ブーストが掛かるポイントはいずれも2500rpm付近で、最大トルク値その物ではGCGの勝ち。

4500rpm以降は比べるまでもないパワー差を見せつけてRevリミット6500rpmまで

よどみなく上昇するパワーは圧巻の差ですね。

 

これから流行ると思われるZC33Sのミドルタービン仕様ですが

GCG製のこのNewタービンはかなりバランスが良く

下から上までビンビンに回ります!

 

せひZC33Sチューンの選択肢に含めて頂ければと思います。

 

現在、GCGには数個の製造依頼を掛けていますが、1個はすでに購入者が決まっています。

このブログアップ後、只今検討中となっている方が

続々と本決まりになると思いますので、施工を希望される場合はお早めにご連絡下さい。