週の前半でZC6 BRZとGC8 インプレッサの現車セッティングを終え
週半ばで
VFRオリジナルパワーゲート3の通販分の準備です。
5月に入って基本ソフトの大幅なアップデートがあったので
ソフトのアップデート行った後で
各端末の初期化を行いながら端末内部もアップデートします。
USE20 レクサスIS-Fやロータスエキシージなどの通販でも非常に人気の高い
VFRオリジナルパワーゲート3ですが
こんな時期だからこそ、通販で如何でしょうか?
とは言う物の実車へのECUチューン施工依頼も非常に多く
アルファードGGH30後期の
ECUチューンを週後半に施工
しています。
今回のアルファードは登録年式も新しく、読みだしたデーターは未知のROM-IDでした。
アドレスの検索も1から行う必要があり、日帰りでは無理な為
数日間お預かりしての施工となります。
よく
「遠方からなので日帰りで施工出来ませんか?」
と問い合わせがあるのですが、実際にROM-IDを読んで見ないと
対応出来る内容なのか、そうじゃないのかの判断が出来ません。
今回の様に未知のECUデーター(ROM-ID)だと
その内容の解析に数日を要します。
逆に今まで施工した事のあるECUデーターであれば
その日のうちに施工する事も可能です。
ですので、今後は
まず実車に乗ってご来店いただきECUデーターの確認を行います。
時間にして大体1時間ほどです。
この時点でその日のうちに施工出来るか否かの判断が出来ます。
出来る場合はそのまま2時間ほど滞在して頂き、データー作製後インストールします。
ECUデーターが新しい場合は、データーの解析と編集に日数が必要ですので
一度ご自宅に帰って頂き、後日都合の良い時にインストールします。
その際のインストールは大体30分ほどで完了します。
データー作製中、実車は要りませんので代車ではなく
ご自分のアルファードもしくはヴェルファイアでお帰り下さい。
その日のうちに出来る確率ですが、現状ですと20%ぐらいです。
HONDAやSUZUKIと違って、TOYOTAやMAZDAは細かくECUデーターを細分化しています。
同じグレードでも装備やラインオフのタイミングでECUデーター(ROM-ID)を換えて来ます。
今後、施工数が増えて多数のROM-IDの蓄積が出来れば
その日返し可能車両も増えると思いますが、現状ではまだまだ少ないです。
また、読みだしたECUデーターの解析内容如何では
再度車両と通信しなければいけない可能性も0ではありません。
今回のGGH30後期アルファードは、車両をお預かりしましたが
ECUデーターの再読み込みは必要無く、Step2データーが完成したので
車両にインストール!
リフト上で
スピードリミッターが切れている事を確認
ピンぼけですみません・・・。
180km/h超えてもタコメーターはグングン上昇するので
間違いなくスピードリミッターは解除出来てます。
まあ、多くは語りませんが、これだけでも需要は多いと思います。笑
GGH30は兎に角アクセル踏み込み量に対しての加速始まりが鈍く
アクセルペダルを5%踏んでも10%踏んでも加速感が変わりません。
40%ぐらいまで踏み込むと、今度はいきなりキックダウンして回転上昇させる始末・・・
初動が鈍くて、動き始めるとやり過ぎ感が出る所
コロナ対策の日本政府と似てますね。
Step1Step2共に、この
最初鈍感その後やり過ぎ感半端ないアクセル制御
を、アクセルペダルにリニアに反応する加速感に替えています。
アクセルを少し踏むと、すこし加速し
そのままゆっくり踏み込み量を増やしても、簡単にはキックダウンせずに
ジワーっと加速が続くような、そんなフィーリングですので
高速道路である程度の速度を保ちながらも
追い抜きや登坂車線をギクシャクせずに走れると思います。
GGH30後期もしくはGGH35後期にお乗りのオーナーの皆さん
ECUチューンでかなり普通な(笑)加速感になりますので、是非!!
この後は
GRX133 マークXの現車合わせセッティングが入庫しています。
頑張って脳みそフル回転で働きます。