先日Step0とStep1の販売開始をお知らせした
GGH30後期のアルファード&ヴェルファイアのECUチューンですが
LOGを取得しながら、関係するマップの有効無効や
アドバンスマップの干渉の仕方を検証して見ました。
簡易的な
OBDモニターは付けていますが目視とLOGでは見えてくるものが違います。
一度ECUをノーマルに戻して走行して見ると
色んな事が分かります。
だから遅いんだ~・・・みたいな部分がチラホラ
ただ、その数字を変更する為に複数のマップがどう絡み合うのかは
制御仕様書でも手に入れない限りは、トライ&エラーを繰り返すしか無いです。
ノーマルECUでは
1661rpmから6334rpmまで上昇するのに15.316秒掛かったので
1秒当たりの回転上昇率は305.7Rev/secとなります。
この数字が大きくなればパワーは上がった事になり、少なくなればパワーダウンです。
同じ道を同じ条件で走るのはもちろんですが
実走だとなかなかすべてを合わせるのは難しいです。
ダイナパックによるパワーチェックとは異なり、参考程度の数字にはなりますが
「体感」
よりは明らかな数字となります。
LOGの数字にはプラシーボ効果は表れませんので・・・。
先日のStep1に加えて、点火時期や燃料、VVTI等関係するマップを探し
それぞれ複数存在するマップがどのように相互関係するのかを見て行くと
どのマップを触らなければいけないのか、何となく診得てきます。
っで、これはイケてるって言うデーターでLOGを取りに行ったのですが
途中でビビってアクセルを一瞬抜いてしまった・・・。
思ったより加速が良くて、根性負けしました。
再トライ!
1622rpmを1.27.082でスタートし
6377rpmを1.41.741で通過!
回転上昇率は338.7Rev/sec!!
ノーマルECUに比べて10.7%の向上率です!!!
ここまで数字が変わると、乗って見ても明らかに加速感の違いが分かります。
パワーの上げ方は分かったので、後はドライバビリティーとのバランスを見ながら
細部を詰めて、実走行でのテストを繰り返して行きます。
Step2もそこまで待たなくても販売開始出来そうです。