SXE10 アルテッツァターボセッティング@LINK G4+プラグイン

当店ではフルコンセッティング時のスタンダードツールとなりつつある

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LINKのG4+

 

今回は

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アルテッツァターボのセッティングをこのG4+のプラグインで進めて行きます。

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純正ECUを取り出したら、中身を取り出しますが

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日産車みたいにネジがはんだ付けされていないので非常に簡単です。

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SXE10用のプラグインはすでに基盤がSXE10用になっているので

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拡張ハーネス等の簡単な接続のみで

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純正基盤とトレードインできます。

変換ハーネスなどでゴチャゴチャしないのもG4+プラグインのメリットですね。

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クルマに装着したら

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初期設定を行ってゆくのですが、今回はここでハマりました。

アクセルペダルセンサーとスロットルポジションセンサーの校正を行うのですが

スロットルポジションセンサーのサブとメインの電圧上昇角度が異なると言うエラーが発生してしまいます。

ヘルプを熟読して、それっぽいパラメーターを弄りますが、一向に校正が進まず かなり泣きべそ状態・・・

一度保存したデーターを開いてみると、数値がかなりぐちゃぐちゃだったので

「通信エラーか?」

と言う事で、ベースデーターを最初から入れ直して見ると、すんなり校正が終わりました。

・・・こう言うこともあります。

 

逆に言うと、世界的に有名なコチラのフルコンはアクセルポジションセンサーのメインオンリーで

何かあったら暴走モードに突入しますが、LINKのG4+はアクセルポジションセンサーも

スロットルポジションセンサーも両方ともサブとメインで較正を行い

どちらかの電圧上昇角度がおかしいときは、エンジンの回転をストップさせるような設定が可能です。

その辺りもLINK製フルコンをお勧めする理由の一つです。

 

初期設定が終わりエンジンが掛かるようになったら

電動スロットルの目標マップを使って、アクセルの踏み代に対するスロットルの開度を決めて行きます。

バック駐車や微妙な車両移動の際にエンジンの回転がバンバン上がってしまうのはよろしくないので

ほんの少しだけアクセルを踏んでいる時とスパっと踏んだ時では

スロットルの開け方を変更させ、扱い易さと気持ち良さの両立を目指します。

 

ひとまず普通に動けるようなデーターにはなったので、今回は実走行セッティングから始めてゆきます。