先日、アイドリングをさせていたらいきなりエンジンがレブまで回りだした黒86・・・
ログを確認して見ると、アクセルペダルセンサーからの入力がいきなり5Vになっていて
その結果としてスロットルが全開になっていました。
アクセルペダルセンサーが死亡したか?
と思い、新品のアクセルペダルASSYと交換しても症状は収まらず・・・
制御は純正ECUではなく
MOTECのM150です。
テスターを当てて細かくトラブルシュートすると
アクセルペダルセンサーのシールドグランド線から逆起電力が発生し
その電圧がペダルセンサーに入力されてしまう様です。
配線図を見てみるとアクセルポジションセンサーのシールドグランドが
ノックセンサー周りのグランドと同じ配線に合流されてECUのグランドピンに入力されています。
この配線は純正ECUの配線とは異なる配線方法です。
エンジン暴走の発症状況を観察する限りでは、ノックセンサーから何らかの反応があると
シールド線に電圧が発生し、それがアクセルポジションセンサーからの出力となっている事が見受けられます。
試しにアクセルポジションセンサーのシールドグランドをM150から切り離し
ボディー直接落とすようにした所、今のところエンジンの暴走は起こっていません。
たまたまアイドリングしていた時に起こった症状ですが
サーキットでのタイムアタック中に発症していたら・・・と思うとゾッとします。