スパ西浦でのGRヤリス車種別レコード塗り替えから1週間!Step3への問い合わせが急増しています!!

先週の火曜日は2月27日

スパ西浦でのGRヤリス車種別レコードをラジアル&Sタイヤの両方で塗り替えまして

ADVANのSタイヤA050では55秒3

ADVANのラジアルタイヤA052では55秒9で、スパ西浦の公式タイムにも反映されました。

 

1.2位も嬉しいのですがラジアルのRE12Dで56秒3を記録したお客さん

3位のSタイヤに迫っている事がショップとしては非常に嬉しいです。

 

自分達チューニングショップはレーシングドライバーではなく

各オーナーやドライバーが乗って速いクルマを造る側です。

 

自分だけにしか運転できないようなマシンを造って

とんでも無いタイムを出す方々は確かに尊敬に値しますが

それは我々の仕事ではありません。

 

如何に乗りやすくユーザーライクなマシンメイクを施して

そのクルマで走ってタイムを出してもらう。

それがチューニングショップの仕事です。

 

なので自分のLSDや足回りのセットアップが

プロのレーシングドライバーの意見とピタッと合致した事も嬉しかったです。

 

自分ならどう走るか?ではなく、ユーザーやドライバーが運転した時に

如何に速く走ってもらえるか?

似て非なるこのニュアンスは結構大事な部分だと思います。

 

もちろんクルマをセットアップする際に多少のドライビングテクニックは必要なので

自らもステアリングを握り、サーキット走行や

ドライビングレッスンには参加しますが

自分がプロのドライバーに適わない事は分かっています。

 

なので乗ってタイムを出す側はプロやユーザーに任せて

その為のクルマ造りに徹するのが我々チューニングショップだと考えています。

 

そりゃ運転してプロ並みに速ければ、それに越したことは無いですけどね。

 

GRヤリスの場合、Step3のノーマルカムVerやハイカムVer施工車両が

スパ西浦でも普通に57秒台を出せるようになって来て

足回りのセットアップやアライメント次第では56秒台に入りそうなオーナーも多くなって来ました。

 

LSDの前後セットアップや足回りとのバランスも非常に重要なので

今後はECUチューンだけでなく、トータルでクルマを速く走らせる為のセットアップ方法を

弊社のGRヤリスオーナーにはお知らせして行ければと思っています。

 

とは言ってもStep3車両が記録を塗り替えたとなれば、Step3への施工問い合わせや

実際の施工依頼が後を絶ちません。

 

ノーマル車両から一気にStep3車両にして欲しいと言う依頼も有り

現状は必要なパーツの店頭在庫が無くなってしまっています。

 

HKSのスーパーターボマフラーやインタークーラー

レボリューション製キャタライザーは早々に再入荷しますが

EVENTURI製インテークは3月中旬に少量だけ入荷する見込みです。

 

ご希望の方はどうぞお早めにお申し込みください。

 

 

そんな中スパ西浦の4輪での総合トップタイムだと思われる

53秒4と言う記録を持つ、この黒86が

新たなエンジンを搭載し

TTI製のシーケンシャルミッションを介して記録塗り替えを狙っています。

インタークーラーをVマウント化させるため、装着コアと同サイズの段ボールで箱を造り

どの角度でどこに設置してパイピングをどうするかを検討しています。

 

GRヤリスは基本的に一般ユーザーでも簡単に真似出来る範囲での仕様を目指して造りましたが

この黒86は、だれも真似したがらないような仕様にした上でスパ西浦で走る!事を目指しています。

なのでマフラー直管とかには出来ません。

こんなエゲつないエンジンを積んでも排気騒音は95db以内に収めないと

スパ西浦を走行すると言う土俵にも立てなくなるからです。

 

・・・何秒、出るんだろ・・・

 

 

note側の記事では、急にエンジンが4000rpm以上吹けなくなって

エンストまでしてしまったGRX133マークXの原因を追究しています。

こちらも是非!