工場前の駐車スペースに
2台のFL5 シビックタイプR。
手前の車両はFUNTIMEさんのデモカーで開発中のHAL製ダウンサスが入っているとの事
本当は去年末に試乗する予定だったのですが
都合があわずに今年に持ち越し。
ダウンサスとしては結構な落とし量で
HKSの車高調を装着し基準値より更に落としてある当店デモカーと同じぐらいまで落ちてます。
「+Rモードでも街乗り出来る仕様です。」
この言葉の意味の偉大さ、FL5オーナーであれば滲みると思います。
純正状態で+Rにして街乗りをすると、ま~ハネるハネる。
峠レベルで、もうちょっと減衰踏ん張って欲しいけど+Rにすると段差で飛んじゃうから
足回りだけはコンフォートにしたインディヴィジュアルを用意しないと・・・。
結構な人数のオーナーから同じこと聞きます。笑
その純正サスペンションのスプリングをダウンスプリングに交換する事で
乗り心地、乗り味がどう変わるのか?非常に興味深々でした。
結果から先に言います。
+Rモードでも街乗り出来る仕様です。
っと言う事は当然SPORTやコンフォートはそれ以上に乗り心地がソフトになります。
車高はカッコ良く落としたいけど、車高調を入れるまでは・・・。
それに走行モードに応じたサスペンションの切り替え機能は残したい。
そんな人にはぴったりだと思います。
逆に車高自体は決まってしまうので、この前後バランスはちょっと・・・
と思う人や
プリロードの設定等も調整したい
と言う人にはNGなのがダウンサスですね。
そう言う人は車高調サスペンションを装着してください。
当店デモカーのFL5 シビックタイプRには
HKS製のハイパーマックスRを装着し
19インチのCUP2タイヤを装着させてアライメント調整済みです。
去年末にスタッフが自発的に休日出勤して仕上げてくれたので
年末年始から今日に至るまでは色んなテスト走行を兼ねて毎日乗ってますが
この車高、この減衰でかなり懐の深い走りを堪能出来ています。
純正のダンプトロニック機構は無効化されますが、この乗り味なら逆に要りません。
言葉を選ばずに表現すると試乗させて貰ったダウンサスの+Rモードよりも
しっとりとしっかりと動きながらコーナーでの踏ん張りは比べるまでもなくこちらが上です。
もちろんタイヤがそもそも純正パイロットスポーツとCUP2ではグリップ力が違いますし
ホイルのオフセットやアライメントも違うので当然と言えば当然なのですが
テストコースにある、3速全開で登りながら緩やかに右に曲がるコーナーで
「裏切られるかも・・・」
と思うか
「絶対に裏切られない!」
と確信出来るかの差がありました。
やはり本格的な走りのスペックを上げたい人は
車高調整機能付きのサスペンションにした方が
自分好みのセットアップが造れる事に違いはないので
ダウンサスとは住み分けをしないといけませんね。
試乗を含め相変わらずFL5 シビックタイプRに関してはECUの問い合わせが多いですが
通販での依頼分も結構請けてます。
ZC33Sスイスポの様にECUの取り外しが面倒という訳でもなく簡単に取り外せますし
GXPA16 GRヤリスみたいな面倒なECU書換後の初期学習もないので
比較的気楽に通販依頼出来る車種ですね。
FK8 シビックタイプRに関しても新しいStep3-R GEN2やPOP&BANGなどの影響もあり
通販依頼分、増えてます。
ZC33S スイフトスポーツやGXPA16 GRヤリスに続く当店入庫率になれるよう
様々なテストや開発を行っていますので
FK8&FL5 シビックタイプRのオーナーの皆さんからの
お問い合わせお待ちしています。
・・・あれ? note側の宣伝は?・・・
あ~今日はクルマ関連の事ではなく どーでも良い事を綴ってますので
こちらのページからは特に宣伝はしません。
見たければ、どうぞ。
自分の生い立ち話で免許取得以降の出来事になります。