JZX100 チェイサーの次はBNR34 GT-RをLINK G4Xにて制御して行きます。

先週末はJZX100 チェイサーにLINKのG4Xを装着したパターンを紹介しましたが

次なるLINK制御のエンジンは

RB26になります。

 

HKSのVcamにツインターボと言う仕様でしたが、とにかく低速トルクが無さ過ぎたので

シングルターボを電動スロットルで制御すると言う仕様になりました。

 

言うのは簡単なのですが、シングルターボもキット物では無いので

排気系は新規で作製する必要があり

サクション等も造り直しです。

 

インタークーラーを通過した後の配管を

元々の穴を使っ通そうとすると

電動スロットル分前側にオフセットした位置と合わなくなるので

穴を新たに作製して

パイプ自体のレイアウトを替える事で

電動スロットル以降サージタンクへも無理なく繋がるようになりました。

 

下方から覗くと

こんな感じですね。

ブローオフもきっちりと戻り配管を作製し

サクションに戻す仕様です。

 

電動スロットルを動かすためには、アクセルペダルポジションセンサー付きの

アクセルペダルが必要です。

BNR34用なんて物はありませんので同メーカーのZ33用をベースに加工して装着します。

スロットル周りの配線を処理したらAFフィードバック用の空燃比センサー等も装着して

各配線を室内にあるLINKのG4Xへまとめて行きます。

 

今回もブーストコントロールはLOとHIの間を無段階制御するので

制御ダイヤルを設置するのですが、ダイヤルのケースを

3Dプリンターで複数造って見ました。

 

オーナーに確認すると

この形状が良いとの事でしたので素材をABSに変更して

プリンターの設定を色々試して見ると

だいぶ質感が向上しました。

 

速さに繋がる部分ではありませんが

オーナーの満足感には関係する部分かもしれませんので

こう言う所にも拘って行きたいと思うのでした。