BNR34 GT-R ワンオフフロントパイプ&ウェストゲートパイプ作製!そして純正流用シートは車検非対応に!!

タイトルには書きませんでしたが

明日8月13日 日曜日から8月18日の金曜まで、弊社は夏季休暇となります。

その旨、ご了承ください。

 

ただ、ブログは書くと思います。

正月だけは、新年のあいさつ画像だけですが

ここ数年、毎日書いてますので・・・。

 

さて、先日のブログでプラズママン製のインマニに電動スロットルを仮付けし

タービンをシングル化している途中の

BNR34 GT-Rはフロントパイプをワンオフにて

作製したのですが

今回はステンレス材でも

アルゴンによるバックシールドを行いながらTIG溶接してみました。

上に見えるタービンエキゾーストから

キレイに立ち下げ?て

シャーシとのクリアランスも問題ありません。

 

続いてはエキマニに

ウェストゲートへと繋がる

パイプを溶接しまして

この先にウェストゲートを装着します。

今回使用するウェストゲートは今までの物とは形状が異なり

バルブフラップはココに居て

アクチュエーターの様な動きで開閉します。

今まで何故無かったのだろう?と思うほど自然な構造ですね。

 

車体側にはハニカム構材を使って

遮熱板を造り

車体側とエンジンヘッドへの熱をシャットダウンさせます。

 

エキゾースト側は大方完成が見えてきたので

今度はアルミ材メインのインテークやインタークーラー周りのパイプ作製に移行して行きます。

 

 

そして今年一番の衝撃だったのが

純正で採用されたRECAROシートを他車に流用した際、車検非対応となる件。

 

今まではシートにRECAROの文字(刺繍等)があり

シートレールにもRECAROやブリンプ製であることが分かるマーク等があれば

車検としては不合格にしない。と言う方針だったのが

今年の7月から、西三河の陸運局としては

〇シートの品番

〇シートレールの品番

〇車両の型式

この3つを記載した書類をシートの製造メーカーに作成して貰い

車検時に提示する必要がある。と言う見解に代わりました。

 

RECARO-JAPANに問い合わせても、純正採用されていたRECAROシートの品番なんて出てきません。

なので3つの記載要件を満たすことが出来ず、陸運局としては不合格にせざるを得ないと言う判断になります。

 

純正で採用されていたシートなので強度や難燃性に問題はないと思いますが

それを他車に流用した場合は、強度を担保する書類が作成できない為に車検としては不合格。

 

こうなってしまったのも、しばらく前に格安通販屋さんが大量に作り出したパチ物粗悪シートや

フル加速でロックが外れて後方にズレてしまうような粗悪シートレール装着車両が

死亡事故や大けがを負う事例を連発させ、それが原因となって取り締まりがきつくなったのかと思うと・・・。

 

安いからと言って、そう言うパーツを選んだユーザー側にも責任はありますが

純正採用されたRECAROブランドシートを

RECARO製のきちんとしたシートレールで装着していたオーナーが

これらの煽りを食らうのは少々お門違いだと思うのです。

 

ただ、現状ではなんとも出来ないので

確実な純正シートに戻します。

 

色々と理不尽な事、多々ありますね。