昨今の値上がりを考えると、オリジナリティーを保ってガレージに入れて
価格が上がるのをニヤニヤしながら待つって言う陰気なオーナーを思い浮かべてしまいますが
RB26エンジン搭載車は走ってナンボ! RB26は回してナンボ!!っという事で
あまり良い事のない6連スロットルを撤去して
シングル電動スロットルを設置するためのサージタンクを仮組み!
低速トルクがスッカスカになる社外ツインターボを撤去して
下からビュンビュン回る今どきのタービンをセットアップしています。
サージタンクも専用品とは言え
アチコチに当たったり
干渉したり、配管のレイアウト的に
無理だったりするので、加工したり、付け替えたり、配管を新規作製しながら進めています。
もちろんサクションもシングルタービンに合わせて造り直しますし
タービンを出た後の配管も造り直しが必要ですね。
色々なところを造り直さなければいけませんが、それをするだけの価値が
シングルタービン&電動スロットル制御にはあると思います。
入庫時にすでにHKSのVcamは組まれていたので、これらの相乗効果で
今どきのエンジンに勝るとも劣らない下から上まできっちり回るRB26エンジンがセットアップ出来ます。
今回エンジン本体には手を入れませんが、タービン周りはほぼすべてワンオフで造り上げていく必要がありますし
Vcamの制御を含めマネージメントはLINKのG4X汎用機を使うので
配線処理からセッティングまで、多方面の知識がないと完成に至りません。
ハードもソフトも両方とも自社でセットアップ出来るからこそ請け負える仕事です。