先日のブログで紹介した御殿場市からのZC33Sチューンは
OS製デュアルコアLSDに新品のサイドベアリングを圧入する為
プレスを使って作業を進め
ピッカピカに洗浄したミッションケースへ
組み込んで、シフトリンケージなども
元に戻します。
サクッと車体に戻しまして
続いてはタービン交換です。
純正タービンを外しまして
オリジナルタービンを
装着していくのですが、まずはお約束のサクションパイプの加工から。
タービンのインデュース径に合わせる様にリューターを使って拡大加工します。
タービンを装着したら、一度リアに回りまして
純正マフラーから
HKS製SPEC-LⅡマフラーへ
交換!
これでエンジン始動が可能となったので
ECUにTarget230用データーをインストールして、LLCのエア抜きを行って行きます。
タービン交換で、一度水路を切り離してますからね、エア抜き必須です。
エンジンスタートさせる前にインジェクションリレーを抜いて
まずはタービンに油圧を掛けて、それから始動を試みます。
しばらくのアイドリング後、各部の漏れが無いかを確認したらいよいよ試運転です。
ポン付けタービン交換とは言っても抑えるべきツボはいくつもあります。
ただノーマルと付け替えるだけならプライベーターと変わりませんからね。
試運転後、もう一度下回りを点検して問題が無い事を確認してから納車となります。
お金を払ってチューニングショップで付けてもらうだけの付加価値が提供できるよう
過去の経験が知識となり知恵となるように、常に技術の引き出しを整理整頓しています。
整理整頓・・・と言えば、昨日のブログにも書きましたが
GRヤリス用ECUチューンの価格を10月より整理させて頂きました。
予告通りStep1は廃版となり
各ステップからのアップデート価格が今までの一律120000円から変更されました。
ノーマルECUや他社製ECUから一気にStep3導入をご希望される場合は個別にお問い合わせください。
今までは弊社ECUチューン施工済み車両にのみStep3を施工していましたが
条件をご理解いただける方には施工を開始いたします。