しばらくの間、GRヤリスネタはちょっと控えようと思ってましたが無理でした・・・。
凄いクルマが入庫しました!
GRヤリス GRMN サーキット仕様です!!
純正インテークを外しまして
EVENTURI製インテークを導入し
プラグ交換をしたら
ECUにはStep1-Rをインストールして
スピードリミッターカットはSLDに委ねます。
ECU側でのカットも出来ますが、メリット&デメリットをオーナーに説明した上での判断です。
初期学習を行い
診断機で読み取った情報をオーナーに伝えてお返ししました。
某販社からの依頼でGRMN用のECUチューンはすでに2個ほど通販対応させて頂きましたが
実車へのインストールや初期学習はこの車両が初めてでした。
午前中にGRMNのECUチューンを行って、午後からは
こちらのStep2インストール車両をStep3ノーマルカムVerにアップデートします。
Step3はSLDでのスピードリミッターカットが御法度なので
車体から取り外すのですが
取り外し後の配線処理もしっかりと行わせて頂きます。
ECU書換中は周りに人が寄ってきて、配線に足を引っかけたりしないように
注意喚起の意味も込めてパイロンを置きます。
取れる予防策は極力施工して、万が一がなるべく起こらないようにします。
ECUデーターのインストール完了後
GTSを繋いで再初期学習を行うのですが
鋭い人はもう気づいてますね。
Step1-Rの時とは学習の為に走る道路が
違うんですよね。
これはStep1-RとStep3では学習の時に必要とされる走り方が違うので
その要求されるシュチュエーションがより造り出し易い道路を選んでいるからです。
当店が店舗を構える岡崎市が田舎で良かったと思う瞬間です。
都内や都内近くの関東圏だったら、絶対にこんな学習走行出来ませんからね。
学習後の試運転ではノック補正学習値の表が24.0、裏が24.1で絶好調でした。
Step3施工車両で一人病み状態や一人病みかけの車体、今の所、皆無です。
更にもう1台
Step2からのStep3へアップデートをするGRヤリスが入庫です。
この車両もSLDが装着されていたので
Step3インストールの為、撤去します。
なぜStep3だとSLDダメなんですか??
各オーナーにはちゃんと理由を説明してます。笑
オーナーの皆さん
「なるほど~そう言う事なんですね!納得です!!」
SLD撤去後、ECUにはStep3ノーマルカムVerを書き込んで
再初期学習とその後の試運転。
今回のクルマは表が24.0で裏が23.8と、ちょっとだけMAX値には届きませんでしたが
23.8ならまったく問題ありません。
ブースト、空燃比、点火時期、すべてプログラム通りに推移してます。
Step3ですので走る道路は向こう側(?)です。
Step1-Rの時はこっち側(??)なんです。笑
自分以外は何を言っているか、わかりませんね。すいません。
関東からのご来店でしたので帰りの高速で早速Step3の効果を体感したオーナーからは
「本日はありがとう御座います。
エアコン着けた状態でSTEP2より速いのが分かりました。
エアコン止めてベタ踏みすると別次元でパワーグラフを見て想像していた以上でした。
今回はECUの書き換えとスピードリミッターカットの取外しだけだったので
費用対効果が凄く運転するのが楽しくなりました。
ありがとう御座いました。」
と言う好評を頂けました。
Step2やStep2Gen2をインストールする為には
それに合わせたハードをアップデートしなければならず
費用的なことも含め、かなりハードルが高いのですが
すでにそこまで進んでいる車両なら、Step3の導入はかなり魅力的だと思います。
GRヤリスの新たな選択肢
Step3ノーマルカムVer!
大勢のGRヤリスオーナーに選んで頂いています。
尚2023年10月1日よりGXPA16 GRヤリス用ECUチューンのStep1は廃版となり
各ステップからのアップデート価格が今までの一律120000円から変更されました。
ノーマルECUや他社製ECUから一気にStep3導入をご希望される場合は個別にお問い合わせください。
今までは弊社ECUチューン施工済み車両にのみStep3を施工していましたが
条件をご理解いただける方には施工を開始いたします。