長野の朝はまだ寒い! ポルシェ 987型ケイマン 後期PDKを分解!VABはクラッチ交換完了!

ポルターガイスト的なR35 GT-Rを積んで総帥の所にやってきました。

長野県軽井沢付近の朝はまだまだ寒いですね。

っと言うことで自分は長野出張中ですので、ECU関連のお問い合わせへの返答は

今晩以降になります事、ご了承ください。

 

 

結構な勢いで閲覧数も伸びる 987型ポルシェケイマンのPDKが壊れた件

ミッションは降りましたが、2つのベアリングが圧入されていたのでそのままではケースは抜けず

こんな感じのSSTを造って

ミッションとご対面!

R35のGR6と比べるとかなりコンパクトですね。

オカマの中はこんな感じです。

 

PDKとして動かす為

色んなセンサーが

付いてますが、これらが壊れると正確な入力が行われずにエラーが吐き出されます。

 

とは言ってもこれらのセンサーは

ポルシェディーラーとしては部品を供給してくれません。

ASSYでミッション買ってください。って事になってます。

 

今回は、とあるお店のご厚意でセンサーを準備する事が出来たので、交換して

蓋を閉めたら、降ろした逆の順序で積んで行きます・・・のはずが

降ろす際に折れたケースの3本のボルト撤去にてんてこ舞いでした。

 

2本はすぐにレスキュー出来てヘリサートを打ったのですが

最後の1本はレスキューツールそのものがネジ山内で折れてしまい

それを撤去するのにチーフメカニックが丸1日掛かりで作業すると言う難易度。

古めのポルシェ、色々ありますね。笑

 

その後もマイナートラブルはいくつか出ましたが

何とかエンジンを始動させ、その後の試運転へ。

距離を伸ばしながら負荷を高めて行き、エラーが出ないかを確かめて行きます。

 

 

同じ駆動系の修理で入庫していたVAB WRX-STI

クラッチ&フライホイルを

HKS製のノンアス系

ツインプレートに交換して修理完了。

試運転でも問題無く走行してくれたので、オーナーに納車させて頂きました。

 

水平対向エンジンを積んだ2台の車両の駆動系修理、ひとまず切りが付きました。