昨日のブログで自分が長野に赴いていた事を書きましたが
その目的はもちろん、このR35 ポルターガイストGT-Rの原因特定です。
総帥の元で総帥が持っている様々なユニットを借りて
順番に入れ替えて診て症状がどう変わるかを調べました。
自分が持っている診断機で診断を実行すると
いつも必ずABSユニットの所で通信が途絶していたので、まず疑うべきはABSユニット。
とは言っても
チェックランプはありとあらゆるものがパカパカしたり煌々と点灯しているので
どのユニットが壊れていても おかしくはない状況です。
ボディーコントロールユニットとECUそしてIPDM
色んな物を交換して見ました。
そして、ついにこの時が!
普通にエンジンが掛かり、普通にエンジンがストップ出来る・・・。
この当たり前の事が、当たり前に出来なかったポルターガイストGT-Rにとっては
この瞬間をどれほど待ち望んだ事か・・・。
総帥の診断機を借りて
診断スタートするとABSでも止まらずに最後まで進みました。
エラーコードは皆無です。
呆れるほどに何度も何度もエンジンスタート&ストップを繰り返し
長野県小諸市から佐久市を何度も試運転しましたが、トラブルは皆無。
原因の特定が出来ました!
なにが壊れていたか・・・は・・・内緒です。
もちろんオーナーにはすでに詳細をお知らせしてますが
ブログに書くほど 御人好しじゃ~ありません。
2か月の苦労が報われた瞬間でしたが、その瞬間も総帥は
「おめ~、こんな原因も分からんくて わざわざ長野まで来たんか~」
と いつもの様に激励のお言葉。
「いやいや、GT-Rはついでの話で、久しぶりに元気な顔を見に来たんですよ。」
と減らず口を叩きました。
でもまあ、まんざら嘘でも無くて、コロナ前は年に2回ぐらいは
色々と理由を付けて長野に赴いて晩御飯を一緒に食べたり
お酒を奢って貰ったりしてましたが、ここ3年ぐらいはそれが出来なかったんですよね。
久しぶりに元気な顔が見れて嬉しかったです。
原因が分かったので再び
GT-Rを積んで店に戻りました。
もうポルターガイストGT-Rでは無くなっていて
普通にエンジンが掛かりライトが勝手に点灯する事もありません。
基本、帰り道、ずっとアクセルONでしたので
(積載車って、基本的にアクセルはONかOFFのスイッチですよね。笑)
前面には
無数の虫の死骸が・・・。
前の積載車だと ここまでは着かなかったので、やっぱり巡航速度が上がってるんですね。
いすゞの175psエンジン、最高です。
でも、この積載車が納車された1か月後に新型が発表され
ちょっとおバカな6速SGTから、賢い9速DCTに替わったと言う事。
新型エルフの積載車、発注しちゃいました。
納車はまだまだ年単位で先の話なので、しばらくはちょっと おバカな6速SGTですが
慣れればなんてことなく快適なドライブが可能です。
ATみたいな滑りはないので、上り坂でR35の様な重量車を積んでいてもしっかり走ります。
こちらのブログで入庫をお知らせした
赤いMY2014モデルのR35 GT-Rは継続車検を受検する為
各部の点検や
整備を行っていましたが、取り外したタイヤを診ると
内側のワイヤーが見えてます。
製造年月日もかなり古い物だったので
前後AD09ネオバに履き替えました!
空気圧センサーの交換履歴も不明でしたので、新品にして
センサー登録までOK!
近日中に車検を受けに行く予定です。
無事、受かりますように!!