去年にエンジン製作が終わり、エンジン組み立て室から地上に降り立った
1JZ-GTEエンジンをJZX100チェイサーに載せてます。
エンジンスタンドからエンジンクレーンに移設した際に
パイロットベアリングを新品に交換したり、電動スロットルが故に要らなくなる
ISCVを撤去したりしてからエンジンルームに
鎮座です!
電動スロットルも違和感なく収まってます。
最近のLINK制御車両は電動スロットル仕様が多いですね。
昔はJZX110の電動スロットルをJZX100のワイヤースロットルに戻したりしましたが
そんな作業は今じゃナンセンスです。
JZX100だからこそ、本物の電動スロットルを付けて綿密なアイドルコントロールを行います。
日産程アホではありませんが既に廃版となっているISCVによるアイドル制御は
空気量の限界が低いので、フルコンでセッティングするには使い勝手が悪いです。
電動スロットルにしてしまえばアイドリング空気量も思いのままで
アンチラグを組んでも供給空気量は欲しがるがまま流せますので
威勢の良い破裂音を奏でる事も可能です。
実走行による微調整や走行時のアンチラグの調整が終わり
最終確認へ。
油脂類の総交換も終えて、フロントバンパーのクイックリリースを
装着して
すべての作業が完了となりました。
VproからLINKのG4X-FURYに変更したついでに電動スロットル化まで成し遂げたS14シルビア。
エンジンのメインハーネスから室内ハーネスは、さすがに煙が出ただけあって
色々な個所で難ありでしたが、思い当たる箇所すべてを新設する事で現状は絶好調です!
平成前期のクルマも今じゃ電動スロットル制御が当たり前なんて、時代の進歩は凄いですね。
次のLINK装着車両はZ31フェアレディーの逆輸入車VG30ETエンジンです!
このクルマもVpro3.1からLINKへのトレードインでして・・・。
もうVpro3.0とか3.1とか3.2etcがオワコンなのは明らかですね。
オートサロンでVpro5.0なる物を参考出品していたので期待大です。
パワーFCなんか基盤の半田クラックで結構な数がクラッシュしてますので
見つけ次第取り外してしまいたい衝動にかられます。笑