先日のブログでダイナパックに載せた所までは紹介した
S14 シルビアは、ここに至るまでが長かった~。
そもそも当店に入庫したきっかけが
走行中にいきなりエンジンがストップして、助手席の足元から煙が出た。
って言う症状で、その後は普通にエンジン掛かったり全く掛からなくなったり・・・。
エンジンルーム内のメインハーネスを点検していると
握る部分で発症したりしなかったりしたので、ハーネス逝ったな~と
この年代の日産アルアルをリアルに経験。
エンジンハーネス側はすべて造り直して、LINK G4XのFURYを導入したのですが
導入後も色々とトラブルがあり、特に点火系にしっかり電力が供給されず・・・。
アレもコレもとハーネスを調べて行ったら、ルームハーネス側もほぼ造り直した事になりました。
室内には
ブースト無段階調整用のダイヤルやアンチラグシステムのON
OFFさせる
スイッチ等を実装しているので、この辺りの配線を新設するついでに
関係個所はほぼ造り直した感じです。
Vpro含めて撤去した配線類は
これだけの量になりました。
ECUが絡む部分、ほぼすべて新設でした・・・。
まあ、煙出てますからね~。
怪しい部分はすべて撤去して新設。これ鉄則です。
エンジンが掛かってしまえば、セッティング自体は難しい物じゃありません。
電動スロットルだとしても、基本は同じなので
サクッと終わらせて結果発表。
Minブーストで396ps トルク49.8k
Maxブーストで434ps トルク60.2k
この間は無段階でブースト変更出来ます。
ちょうどダイヤルを真ん中にした時のパワーチェックが真ん中のピンクのグラフです。
以前Vproでセッティングした際の最大値と比べて見ても
馬力で31ps トルクで4k上がってますし、今回の目玉!?
アンチラグシステムをONにすると、アクセルOFFでパンパン言います!
ダイナパックから降ろして、実走での微調整に移行して行きます。