昨日のブログで出て来た
このパーツは
ここの部分のブッシュです。
はい、ステアリングギアボックス用ですが
同時にココも新品に替えてあります。
なんなら、ステアリングギアボックスその物も
交換済です。
これらはすべて継続車検で入庫した、こちらのJZX100 チェイサーへの作業風景となります。
壊れてから交換する方も多い部分ですが、このオーナーは壊れる前の予防交換を選択してくださり
愛車への愛の深さが窺い知れます。
まあ、サスペンションアームがフルイケヤな時点で
その拘りは中途半端で無い事は理解に容易いのですが。
どうせステアリングギアボックス交換するなら
ついでに切れ角アップのスペーサーをタイロッドにかませて・・・はヤメましょう。
間違いなくギアボックスが壊れます。経験済みです。
急に重ステになったJZX100は中々の腕力が有ったとしても、交差点を曲げるのが難しいですよ。
フロントはステアリングギアボックス周りをリフレッシュしたので
リア周りにはメンバーブッシュに
カラーを入れて経年でヨレヨレになったブッシュの動きを抑制しました。
最後に
アライメントを測定&調整して、すべての作業が完成となります。
ステアリングを切り始めた瞬間の動きがかなり素直になり
前も後ろも意図したラインを通せる様な走行フィーリングになりましたよ!
タービン交換やフロントクランクオイルシールの交換を行っていた
S15シルビアも
関係する部位のすべての部品組み付けが終わりました。
後は納車を待つだけです。
平成10年前後のターボ車は、経年劣化や走行による劣化で各部は痛んでいて当然です。
正常に動くだろう・・・では無く、壊れているかもな~と言う接し方じゃないと
なかなか付き合いきれない段階に来ていると思います。
自分で行うにしてもお店に任せるにしても、点検とメンテナンスは欠かさないようにして下さいね。