S15×2台 ER34 そしてZC33S&AUDI TT エンジンは3S-GTE!

世の中には車種専門と言うお店があり

AE86専門店!とかロータリー専門店!!みたいな感じで営業されていたり

取り扱うメーカーを限って

BMWチューン専門!とかホンダチューニング限定!!と言う営業スタイルもよく見かけます。

 

ある特定の車種に限って営業すれば、より専門的なノウハウも蓄積されるでしょうし

その車種専用のSSTや診断機等も内容が濃くなっていくので

ユーザーにとってはメリットも多いと思います。

 

っが当店はそんな事言ってられません。

とにかく色んなメーカーのクルマが入庫するので

その都度全力にて対応しています!

 

RB25ターボ用ミッションを換装していたS15

すべての仮合わせが終わったので

今までクラッチケースだけだったATSのカーボンツインプレートに中身のディスクを入れて

長さ調整したスリーブとレリーズベアリングを組み込んで

ミッションを本組み!

 

レリーズシリンダーも

装着されてますが

台座は新設してあります。

1軸側プロペラシャフトも

接続され基幹的にはすべてのパーツが組み込まれました。

やっと終わりが見えた・・・

 

なんて言っていたら

次のS15が入庫して

今度はナガオテクノ製のRB25ターボ用強化ミッションASSYを

ベルハウジング

変換プレートを使って装着して行きます。

 

いよいよエンジン始動が見えてきたER34スカイライン

プラグインではないG4Xを車載する為

ステーを使って表面にLINK、裏面にはAFメーターのユニットを固定してます。

基本データーを作製して、エンジン始動を試みます。

 

メーカー変わってスズキのスイフトスポーツ

ZC33Sは、他店にてタービン交換まで行われたコンプリートカーですが

ご縁があって当店にてリメイクする事に。

 

まずは

メインパイプの中で絞りの入った

マフラーを、絞りの一切ない

HKS製のSPEC-LⅡに変更した上で、現車合わせセッティングを行ってゆきます。

 

今度は輸入車のAUDI TTが

DSGオイル交換にて

入庫していますが、当店ではすでに定番メニュー化しています。

 

1か月に数台のAUDI&VW車両がDSGオイル交換にて入庫しますが

オイルフィルターのOリング問題もすでに解決済みで

カートリッジからのオイル漏れ懸念もほぼ払拭出来ています。

 

最後は先日エンジン不動をトラブルシュートしたSW20 2型車両に搭載する

最終型カルディナに搭載されていた3S-GTEエンジンのメンテナンスです。

 

中古で購入したエンジンを安心して使ってもらう為

タイミングベルト周りのテンショナーやウォーターポンプ

フロントクランクオイルシールやリアクランクオイルシールなどを交換。

もちろんタペットカバーパッキンやカムシールなども新品に替えて行きます。

 

インジェクターやタービンなどもSW20の2型の物よりもこちらの方が優れているので

すべて流用して行きますが、SW20のECUでは制御不可なので

LINKのG4Xにてコントロールします。

 

どうですか?

車種専門店とはかけ離れた対応車種ですよね。

なので道具もSSTも診断機も、いくらあっても満足は出来ないんです。

 

そして無い物は買うか、造るしかないので

お金は溜まりません。笑

 

でもそうやって新たな対応車種を増やそうと先行投資するからこそ

そのクルマが入庫する様になって、仕事が確保できます。

 

儲かっているから設備を増やすのではなく

設備を増やすから仕事が入ってくるじゃないかなって思います。