ポルシェ718ケイマン E/Gオイル&フィルター交換 SW20トラブルシュート

診断機が入荷したから強気になって・・・

と言う訳ではありませんが

デモカーの718ケイマンGTSのエンジンオイルとフィルターを交換しました。

下から見てもフィルターの存在が分からないほど、ややこしい所に付いています。

オイル交換と同時に行っても9000円前後の工賃が発生する事になると思います。

 

今回はこれからの気温上昇に備えてMOTYSのM111-H 10W-40を入れて見ましたが

ポルシェ純正オイルと大きく変わるか?と言われると

軽く行った試運転レベルでは大差は感じられませんでした。

少し長めに乗って見て細かなフィーリングの違いがあれば後日レポートします。

 

作業の終わったポルシェを外に出すと

ミッドシップ車両が並びました。笑

SW20のMR-2はセルモーターが回らなくなったとの事でレッカー搬送されてきました。

 

力の入らない体制でクランクプーリーを回そうとしたら

思った以上に重かったので、エンジンロックしてセルが回らないのか?と疑りましたが

セルスタート信号を確認すると・・・来ない。

スターターリレーを動かす回路は

この繋がりなので下流から順番にトラブルシュートして行くと

トラブルの大元はここっぽいと言う事で、外して見るとブツ切れ。

じゃあ、なぜこのヒューズが切れたか?と言う流れになるのですが

恐らくこの辺りの絶縁不良かな~と思われます。

 

ひとまず短絡しないように養生して、ヒューズ入れ替えて

セルスタート→エンジン掛かりました。

っでエンジンロックした訳では無い事は分かったのですが

もともとはエンジンOHでの入庫を考えていたこの車両、実は2型なんです。

OHに必要なエンジンの内部部品を調べるとほぼほぼ廃版・・・。

まあ、そりゃそうでしょうね~。

 

フラップ式のエアフロとかも廃版で壊れても交換できませんし

純正ECUもいよいよ怪しいお年頃です。

 

新しめのパーツを使ったリフレッシュメニューを検討したいと思います。