ミッション載せるだけで何でそこまで時間掛かってんの？って言われそうな
S15シルビアにRB25ターボ用の5速ミッションを載せる作業。
各部の作業風景は先日のブログにも載せましたが
結構、手間が掛かってます。
っが
すでにもう一台、RB25ターボ用ミッションが入荷。
こちらは中身がナガオテクノの平歯強化ミッションと強化センタープレート入りの物
これもS15シルビアに載せて行きますので、どこをどうすればスマートに装着出来るのか
各部を検証しながら進めているのも長期間化の原因の一つです。
ミッションマウントとミッションメンバーをECR33の物にすると装着出来ると言う情報があり
二つとも新品を用意しましたが、穴位置は合わず・・・。
ミッションの角度を適正化する為のスペーサーが必要なのはわかっていたので
すでに作製済みでしたが、オフセットをこのスペーサーで調整する為
新たに材料の切りだしから・・・。
こんな感じの
オフセットスペーサーを
左右分ワンオフで作製して
ひとまず車両に宛がって見るとオフセット量は大丈夫そうです。
穴がザグってあるので
キャップボルトを使えば、ただのスペーサー？って感じですが
分かりやすく普通のボルトを使って仮組した時の画像を見ると
どれくらいオフセットさせたのかが見えると思います。
シフトレバーが挿さる部分も
ノーマルの穴位置とはこれぐらいの差異が生じるので
まずはフロアを最小限で切断して、どれくらいの切除が必要なのかを見ながら
シフトレバーの加工をするため、まずは根元付近で切断。
後方にオフセットさせる為
丸棒を溶接するのですが
オフセットさせる丸棒に径ぴったりの穴をあけて差し込んだ上で溶接する事で
シフトレバーの傾きを無くす事が簡単になります。
目分量で溶接すると、スラスト方向にもラジアル方向にもズレが出ますからね。
自分で上げたハードルを一個ずつクリアしながら、もう少しで完成です。
