以前のブログでECUのセッティング風景を載せた
メルセデスベンツのW213型E53-AMGは、スピードリミッターの解除に四苦八苦しましたが
結果から言うと解除出来ませんでした・・・。
輸入車ですので国産の180kではなく、250kで作動するのですが
パワーが上がった分
クローズドコースでそれなりに踏んでいくと結構簡単に作動します。
ECU側のスピードリミッターの数値を変更すると、負荷が少ない分には伸びるのですが
アクセル全開、ブーストMAXと言う状況ではECUではなく
CPCと言うユニット側でリミッターが発動します。
セントラル パワートレイン コントローラーの略で
主に駆動系を保護する為に各種を制御していますが
日本仕様はこのCPCも特別だと言う事で、CPCに送るECU側のデーターを換えて見たりしましたが
結局、何をやっても250kの壁は破れませんでした。
現状のツールでは、E53-AMGの日本仕様のスピードリミッター
切れません。
今後のツール開発を待ちたいと思いますが、汎用診断機がW213には対応していない事や
純正の診断機もW213に関してはしばらくの間特別扱いだったことを考えると
CPCが請け負う仕事量が他のベンツとは異なるのかも知れません。
スピードリミッター以外に関しては、体感的にもかなりパワーアップ出来ているので
興味のある方はお問い合わせ下さい。
E53-AMG以外にも
FK8 シビックタイプRのECUチューンを
施工しました!
先日は後期FK8のECUチューンを紹介しましたが、今回は前期車両でした。
後期のFK8 シビックタイプRのオーナーからは
こんな嬉しいクチコミを頂きました。
ここ最近はGoogleのクチコミでも一定の好評を頂けるようになり嬉しい限りです。
現車合わせセッティングとしてはZC33S スイフトスポーツの
後期車両に
データー式ブーストコントローラーを装着した上でのセッティングや
R35 GT-Rのタービン交換セッティングなど
純正ECUによる現車合わせセッティングも複数台手掛けて行きます。
どの車両も手抜きなく詰めて行きますので、各オーナー様
期待して待っていてください。