エンジン始動までは問題なく進んでいた
S15 オレンジシルビア。
低負荷域をサクっと合わせたら
ウェストゲートのDUTYをパパっと合わせてブーストを固定します。
点火時期もSR20ならこんなもんでしょって言う数値を放り込んで
まずは一発パワーチェック!
んっ?フロントガラスになんか透明な液体が飛んできた・・・。
LLCじゃ無いし、オイルじゃ無いし、ガソリン!?
ガソリンですね・・・。
アイドリングや低負荷時は
全く漏れてなかった燃料がなぜ今、漏れる?
今回インジェクターはアメリカのインジェクターダイナミクス製
デリバリーパイプはSARD製
こんな感じで燃料漏れが発生。
アイドリング時や低負荷時に漏れてこないのも納得。
ワンオフでオフセットスペーサーを造って、リーチを稼いだら漏れは皆無に。
NVCSの無いS13用SR20エンジンにTD06タービンを組んだこの車両
ブースト1.1k~1.0kあたりで
MAX438ps トルク50k
TCF1.2測定なので、軸出力としては365ps トルク41.6k
まあまあな数字だとは思いますが
先日セッティングしたNVCS有T518Zタービン仕様と比べると
低速トルクにかなりの差が・・・。
まあ、最大ブーストの設定も全然違うので
単純な比較は出来ませんが、ブーストの立ち上がりを見てみても
NVCSの効果は偉大だと思います。
昔のチューナーはNVCSやVVTIを極端に嫌い
なぜか取り払うのが好きな人が多いのですが、その実はセッティングが出来ないから・・・?
このグラフを見たらNVCS、絶対居ると思います。
このオレンジシルビア、今回のSR20はとりあえずの繋ぎエンジン。
SR20VE仕様が出来上がれば、そちらに換装するので
今回はひとまずドリフト出来ればOKと言う仕様です。
ダイナパックでのセッティングは完了です!