先日のブログでサラっと紹介した
デモカー FL5 シビック タイプRのダイナパック画像。
noteでは色々と突っ込んだ内容を書きましたが
競技専用のキャタレスを導入しただけでは
Step2に比べても大きな差は生まれず
冷却系に手を加えたうえでECUをリセッティングすると
436ps トルク69.2kまでパワーアップしました。
FK8 シビックタイプR用のStep3-R Gen2と比べますと、パワーは6psほど劣りますが
トルクは4kほど向上しています。
これはFL5に採用されたタービンサイズの影響かと思われまして
FK8よりスケールダウンしたタービンが使われているFL5としては
最大トルク値は上がり発生ポイントが低回転寄りになった分
最大パワーは若干FK8に及ばず・・・と言った感じになります。
はい、お察しの通り、今回試していたのは
FL5 シビックタイプR用のStep3データーです。
ダイナパック上での最大負荷セッティングが終わった後
夜な夜な実走セッティングを繰り返しまして、街乗り領域のトルクの出し方や
アクセルペダル過渡期のレスポンスを
激し過ぎず 且つ 緩すぎずと言った絶妙な感じに仕上げていました。
Step3でもPOP&BANGはオプションで選ぶ事が出来ますので
激しくなりすぎないような組み合わせを
何度も試して、こちらも激し過ぎず且つ緩すぎずと言った音量音質になる様に調整。
自信を持ってFL5 シビックタイプR用Step3ECUチューンが
完成です!
価格は216000円(税別、インストール費用別)で
Step3導入には
HKS製レーシングプラグ
(FK8はNGK製ですがFL5はHKS製のプラグを使います。)
HKS製リーガマックススポーツマフラーに加え
noteに記載したパーツが必須に近い推奨となります。
メーカー在庫の兼ね合いでECUインストール時に間に合わなくても
後から装着する事で、ECU側で自動補正する様にプログラムしてあります。
なのでGRヤリスの様に
Step3インストール時に必ずこのパーツが装着されていないといけない!
という訳ではありませんが
そのままだとStep2と対して変わりがないので意味がありません。
そう言う意味で必須に近い推奨パーツとなります。
また、競技専用キャタライザーレス仕様と
公道使用可能な純正触媒仕様があります。
クローズドでの1/100を競う方にはキャタライザーレス仕様がお勧めです。
Step3の完成を持って、ひとまずFL5 シビックタイプRの開発はひと段落します。
どうにも気に入らなった純正リアスポイラーを撤去して
完全ボルトオンで交換可能な弊社オリジナルリアスポイラーの製作や
弊社オリジナルサスペンションキットのHiperMAX-VFR
サーキットスペック&ストリートスペックの完成。
そして純正19インチやOP CUP2よりも大きなアドバンテージを感じた
265/35-18サイズへのインチダウン&軽量ホイールへの交換など
サーキットを走るオーナーにもストリートを楽しむオーナーにも
胸を張ってお勧めできるパーツの選択や
我々ビークルフィールドオリジナルの商品の開発が出来ました。
弊社のECUチューンやオリジナルリアスポイラー、そしてHiperMAX-VFRを導入した
オーナーが鈴鹿の本コースを走り、そのインプレッションを頂くことが出来ました。
「こんばんわ。
5月15日午後、鈴鹿フルコース走ってきました。
気温22度、路面温度34度、ドライコンディション。
3/14からニケ月ぶりの走行でしたが、何と今までのFL5でのBEST(1/15記録)を
2秒ほど縮めて2分30秒594と言う30秒切り寸前まで行けました。
FL5車積のLogRでの記録だと2分29秒999で30秒かろうじて切ってました。
かなり気温が上がってFL5では苦しい条件下で
しかも9週目と言うタイヤも車もBESTとは言い難い状態で
この数字は自分としてはかなり満足です。
社長さんの所でオリジナルの車高調とウイング付けてもらって
鈴鹿のどこでも車が今までより遥かに安定して走りやすかったです。
公道でのテストの手ごたえが、鈴鹿フルコースでもそのまま同じことを感じました。
挙動が操作に対して敏感かつ忠実に反応してアンダーオーバーも出ずとことんニュートラル。
そしてタイヤがタレて来ると若干アンダーが出る理想的なセッティングです。
今までアンダーが出そうでイマイチ踏めなかったダンロップでも
早めにアクセルを全開に出来る安心感が出ました。
タイヤの状態や荷重変動も今までより遥かにリアルかつはっきり感じられます。
ウイングもコーナーでも直線でも効きすぎてアンダーが出たり
効かずにリアが不安定になる事は一切ありませんでした。
鈴鹿のどこを走っていても車高調と相まってリアはどっしりと良い感じに落ち着いてます。
VFオリジナルのHKS車高調+リアウイングの組み合わせと
いまのセッティングは少なくとも鈴鹿ではドンピシャです!
これで冬になれば間違いなくFK8で記録した2分28秒161を超える事ができそうな気がします。
ちなみに最高速222㎞/hでストレートエンドで今の条件下だとやや伸び悩む感じがあるので
やはり純正ICの冷却能力不足はある様です。
ただ、各コーナーでの立ち上がりやストレートエンドまでの速度の乗りはトルクの太さを感じる良い感じです。
そうそう一緒に走ったFK8の方がVFオリジナルウイングの薄さにすごく驚いていましたよ。
以上、素人インプレで申し訳ありませんがご報告させていただきますね。」
ここまで詳細に状況を報告して頂けると、造り手としても非常に嬉しいですね。
ちなみにこの車両はまだECUチューンがStep1-Dなので、Step3にすれば・・・。
・・・タラレバで話を進めるのは嫌いなので
実際の結果が出たら、また報告させて頂きます。
っと、まあ、こんな感じで各FL5オーナーの結果も出て来ましたし
令和4年11月の初度登録年から1年半経過した事もあり
ここで一度FL5 シビックタイプRデモカーを手放したいと思います!
はいっ、数週間後にはGRヤリスの後期モデルが納車されますので
しばらくの間はそちらのクルマに全身全霊を注ぎますしね。
っと言う訳で
令和4年式11月登録のFL5 シビックタイプR 走行距離7400㎞
を売り出します!
GOONETにてR4年式の1万キロ以内のFL5を診て見ますと
下は車体本体価格税込み564.8万円から上は719.8万円まで23台ほどヒットします。
大体630万ぐらいが相場って感じですね。
もちろん弊社のデモカーは修復歴はなくディーラーによる保証書記載もあります。
チューニング箇所としては
ビークルフィールドオリジナルECUチューンStep3+POP&BANG
(交換必須箇所すべて含めて部品だけで873200円相当)
RAYS VOLK CE28N-PLUS 18×9.5J OFF+45
アドバン A052 265/35-18
(ホイルとタイヤ4本、ロックナット部品のみで584600円)
ビークルフィールドオリジナルサスペンションHiperMAX-VFRストリートスペック
(部品のみで446000円)
ビークルフィールドオリジナルリアスポイラーコンペティションモデル
(部品のみで258000円)
工賃は含めず部品代の合計で消費税まで入れると約238万円、掛かっています。
すべて新品で導入し、まだ数百キロも使っていない物ばかりです。
工賃を入れると飛んでもない価格になるので
そこは組み込まずに車体本体630万(消費税込)と合わせると868万円
登録諸費用を入れるとざっと税込880万円ですね。
時間が出来たらGOONETの方にもアップしようと思ってますが
5月中はチューニング車両として弊社のBLOG内だけで告知し購入希望者を募ります。
売れなければ、ある程度ノーマルに戻して、GOONETに650万円ぐらいで掲載する予定です。
我こそはビークルフィールドのデモカーに乗りたい!
と言う方
その熱い思いを伝えて頂ければ、価格の方は850万円まで値引きしたいと思います。
そして販売に焦っている訳でもないので、オートローンにて購入したいとか
購入方法の相談にも乗れると思います。
価格が価格ですので、すぐにすぐ売れるかどうかは分かりませんが
1台しかありませんので、売れれば終わりです。
そして今まで弊社が売り出したデモカーはスイフトなど含めすべて早々に売れています。
新車を頼むことが難しいFL5 シビックRで、すでにチューンド済みの車両を
その製作ショップが自信を持って売りに出すと言う
なかなか珍しいシュチュエーションです。
ECUの仕様に関してはPOP&BANG無しにして欲しいとか
Step2に落として欲しい等、無料で対応致します。
気になる方はお早めにお問い合わせください。
と言う感じで、BLOGの方が結構な勢いの記事になってしっまたので
noteはひっそりと半クラを多用しないでねって言う話です。