熊本からのご来店 GXPA16 GRヤリスはStep1からStep2Gen2へアップデート!一人病みかけ・・・なの?

ブログは書いてますが、今日も夏休みで会社は閉まってます。

スタッフ達が自分のクルマを弄ってますが業務は閉まってます。笑

 

LINEやメールでのお問い合わせには、タイミングが合えば夏休み中でも返信するかも知れませんが

基本的には夏休み明けの返答となります。


返信が8月19日の土曜日以降になっても、怒らないでください。

今は夏休み中です。笑

 

先日のブログの最後に登場した

こちらのGRヤリスは以前にも登場した車体でして

その際はStep1をインストールさせて頂きました。

 

今回はHKS製インタークーラーを

装着する為に、まずはこのワイド化されたバンパーを

取り外したのですが、ノーマルに比べるとあちこちに補強と加工が行われており・・・。

この画像だけ見るといつもとほぼ同じ感じですが、ここに来るまでが少々大変でした。

ノーマルインタークーラーを取り外し

HKS製インタークーラーに交換しますが、ノーマルECUやStep1&Step1-Rとは非常に相性が悪いです。

 

性能が悪いんじゃなくて、相性が悪いんです。

圧損が少なすぎるので、吸気管圧力はどんどん上がるのですが

〇〇ッ〇〇が極端に小さいので、〇ー〇〇〇〇の圧力が低くなってしまい

その差を読んだECUは〇〇を発動させて、パワーが上がらない・・・。

と言う構図。

 

ならば〇〇が発動しないようにとセッティングしたのが初代のStep2なのですが

色々弄り過ぎてかなりシビアなデーターになってしまいました。

 

その時はノック補正学習値の性格や付けちゃいけないパーツ

更には一人病みなる物を正確には理解出来ていなかったので

絶好調なStep2車両もあれば絶不調なStep2車両もあり

なんでだろ~ なんでだろっ 状態。

 

日々GTSを繋げながらデモカーを走らせ、LOGを見てはう~ん。

考え得る事全部試していくと、なんとなく、コレじゃね?みたいな・・・。

 

そんな努力の積み重ねで、傾向と対策を掴んでStep2Gen2に反映させる事が出来ました。

なのでStep2Gen2にはHKS製インタークーラーが必須となり

メーカーが意図した性能を存分に発揮させます。

 

GRヤリス用HKS製インタークーラーの事、ボロクソに書いているSNSを偶に見かけますが

う~ん、嘘じゃないけど、本質は突いてない・・・。

インタークーラーとしての本来の性能を上げたからこそ、ノーマルGRヤリスにはデメリットがね。

 

だから本来の性能が上がってない〇〇〇〇製のインタークーラーは

ノーマル車両に付けてもデメリットが出ない、みたいな。笑

難しいですね、最近クルマのチューニングパーツって。

 

っで、話を作業に戻しまして、インタークーラーを交換している間に

ECU取り外しまして

Step2Gen2をインストール!

 

そう言えば先日の台風の影響で大雨が降った際、工場内で停電が起きまして

ちょうどGRヤリスのECUを書き換え中だったんですよ!

おっ!とは思いましたが

書き換え機やノートPCは無停電装置に繋げているので

何事もなく書き換えは終わり、事なきを得ました。

こう言う対策を日ごろから当たり前に行っておくことで不慮の事故は極力抑えられます。

 

インタークーラー交換と同時に

インタークーラーウォッシャーのオフセットステーを使い

ウォッシャーの位置をズラします。

各ボルトに付けられたマーキング

これは規定トルクで締め付けた後に

誰が作業したかが分かる決められた色でマーキングした跡です。

極力ヒューマンミスをなくすため、こう言う確認作業を行う様に指導してます。

(外観上目立ってしまうようなボルト類にはマーキングはしません。)

 

指導しても出来なかったスタッフは居なくなり

指導しなくても自発的に出来ていたスタッフが残り・・・。

もちろん今はすべてのスタッフが自分のカラーに責任を持って作業に臨んでいます。

 

バンパーを仮装着して

各部との干渉が無いかを確認して本固定したら

ECUもエンジンルーム内に戻しまして無事エンジンスタート!

 

GTSを繋げ、いつもの道で いつもの学習を行ってLOGを見ながら一人病み診断。

表のノック補正学習値21.4

裏が21.3でブースト1.38k・・・。

ダメじゃないけど、なにかある臭いがプンプンします。

 

こう言う時の勘はけっこう当たるので、オーナーに相談して・・・。

明日に続く。