GXPA16 GRヤリスのECUチューンでヒューマンミスを無くすために・・・。

当店のGRヤリスのECUチューンですが

今年の6月に発表してすでに100台近くの皆さんにお試し頂いています。

そして施工時に毎回思うのが

ECUのピンが細い!

ちょっと変な力を加えるとすぐに曲がってしまいます。

 

ECU書き換え時には

こんな感じに配線を直接ピンに繋げるのですが

老眼が進みつつある初老の目では なかなかピントも合わず

配線を抜いた後のピン曲がりの確認も、まっすぐなのか曲がっているのか

見れば診るほどボヤけて来ます。笑

 

そこで

ワンタッチカプラーを3つ創りました!

 

GRヤリスのECU書き換えは読み込んだROMの種類で

3つのツールを使い分けるのでワンタッチカプラーも3つ!

 

これでECU書き換え施工時は

カプラーをカチっとハメるだけなので、ピンを曲げてしまう可能性がかなり少なくなりました!

 

沢山の車両に施工するので、トラブルが出る分母が増える事は致し方ありません。

ただ、そうだとしてもトラブルがなるべく出ないように創意工夫する事も大切です。

 

以前のブログにも書きましたが

GRヤリスのECU書き換え中は非常にシビアな状態に置かれます。

そんな中で少しでも安定した書き換えが行えるように

安定化電源や

無停電装置を介した上でECU書き換えを行い、万全とは言えないまでも

現状で最善な処置を行った上での施工を心掛けています。

 

皆さんの愛車の要となるECUに手を加える訳なので、こちらも常に最善の方法を模索しているんです。

今回カプラー製作も言う程簡単ではありませんでした。

 

まず国内ではこのカプラー買えません。

そしてカプラー内のメス端子が極細過ぎて、どこのメーカーも扱っていません。

色々調べて、色々手を回して、ようやく3つのワンタッチカプラーが出来たのですが

このカプラーを創ったからと言ってそれが直接利益を生むわけでもありません。

 

でもこのカプラーを創って使っているお店であれば

ある程度安心してECU書き換えが依頼できる。と言う方向にはなると思います。

 

ただ、それだけの為です。

 

GRヤリスのSTEP2ともなると平気で30万を越える価格になります。

それだけ高額な作業を請けるにあたって

やはりこちらとしても最善を尽くした環境で作業したいと考える訳です。