FK8 シビックタイプR×2台 日帰りECUチューン&BCNR33バルタイ調整

GW中の日帰りチューンが大好評です。

昨日のZC33Sスイフトスポーツに引き続き

まずは所沢ナンバーのFK8シビックタイプRが

リミッターカットのSTEP0を

インストール!

ECUを取り外して、内部を分解して初期パスワードの解除・・・

なんてことをしなくても、普通に通信出来ます。

ECUを車両から取り外す事さえしません。

 

初期パスワードの解除をしてしまうと、車台固有の情報の入った部分がイレースされてしまうので

ディーラー等でECUと通信した際

「あれっ?」

って事になります。

 

当店でのECUチューンは、まず入庫時のECUデーターをきちんと吸い出し

バックアップを取ってから、吸い出したデーターをベースに編集します。

 

どんなグレードやROMナンバーのFK8でも

出来上がったデーターを上書きして終わり!と言う

粗悪な書き込みではありませんので、ご安心ください。

 

 

STEP0インストールの次は

岐阜ナンバーのFK8 シビックタイプRに

STEP2+Rデーターをインストール!!

 

こちらの車両は既にSTEP1データーがインストールしてあったのですが

STEP2+Rへのステップアップを行いました。

 

書き換えが完成して、オーナーが出て行って1時間ほど経つと

お店にオーナーから電話が・・・

一瞬

「トラブル・・・?」

って言葉が頭をよぎりましたが

「嫌々、前回のセッティング時

 これでもかっ!てぐらい実走で詰めたデーター

 トラブルなんて出るはず無い!!」

と自分に言い聞かせながら電話を聞いていると

「予想以上に素晴らしい走りに激変していて

 思わず電話してしまいました!

 実用域のトルクが大幅に向上していて

 とにかく乗りやすいのに速いです!」

と言う、お喜びの電話でした。笑

 

STEP1でも高回転の伸びはかなり良くなりますが

実用域のトルクはSTEP2と比べるまでもありません。

詳細はこちらのブログで説明していますので、参考にして下さい。

 

FK8を2台書き換えた後は

少々タイムスリップしまして、30年前のECUを引っ張り出し

BCNR33 GT-Rのセッティングです。

最終的に出来上がったデーターは、このブログで紹介した

このECUに書き込むのですが、なんせ使えるマイコンにはデーターが1回しか書き込めません。

その都度、貴重なH8/354マイコンを使い捨てには出来ないので

セッティング中はBNR32のECUを使ってデーター変更し

決まったデーターを

このアダプターを使って、マイコンに書き込む流れです。

 

Nistuneを使う方法もありますが、その場合BNR32用のECUを使うので

制御は8BITになってしまいます。

折角16BITのECUを使っているBCNR33なので

純正書き換えをする場合は、この方法がベターになります。

 

LINKのG4+を使えばプラグインでイケますが

予算的にそこまで捻出できないと言う場合はこう言う方法もあります。

 

まずはそれなりのデーターを書き込んで

バルタイの

調整から始めます。