昔は良く作業していた
このアダプターの半田付け
実際にやっていたと言う人、手先が器用ですね。
ほとんどのショップさんが外注に頼んでいたと思います。
BCNR33 GT-Rの
ECUを書き換えようとすると、マイコンの中にROM領域があるので
このマイコンの中にデーターを書き込むのですが
毎回半田付けしているととんでもない時間を使うので
このアダプターを半田付けして、マイコンがワンタッチで脱着出来る様にするわけです。
とは言っても、まずはこのマイコンを外すところからスタートです。
道具をきちんと使いこなさないと、
一辺を温めて、次の辺に行ったときには前の辺の半田が冷めてくっついています。
どうやって取るんでしょうね~ニヤニヤ
っで、キレイに剥がしたら
マイコンがあったとことにアダプターを半田付けします。
マイコンの足についた半田も
キレイに
落としてあげると
さっきのアダプターに
パチンっとハマります。
あっマイコンにも向きがあるので気を付けないと基盤が死にます。
これで書き換えの準備が出来たわけですが、実はこのマイコン
書き込みが1回しか出来ないんです。
しかも現在日本では廃版品で手に入りません。
データーを変えるたびに、この希少なマイコンを使い捨てる訳には行かないので
通常はBNR32 GT-RのECUを使って256のROMでセッティングを行い
完成したデーターをこのマイコンに書き込んでセッティング完了とします。
20年前には当たり前の作業でしたが、ここ数年は全くなかったので
最初はちょっとだけドキドキしましたが
LA400KコペンのECUアダプター装着に比べれば
半田付け端子の幅も1.5倍ぐらいあるので楽勝でした。