現物合わせで材料を切り出しては仮固定を繰り返し
通しで問題が無い事を確認したら、反りが出ないように順番に本溶接して行きます。
CADで図面引くまでは出来ませんが、現物合わせの割には
かなり良い感じのレイアウトになったと思います。
最低地上高はキープしながら、流速を落とさないように
排気干渉にならないようにゲートを戻します。
フロントパイプ側が完成したら、一度エンジンを降ろして
エキマニからゲートまでの配管を製作&溶接して
タービンから触媒までの配管は完成です。
全長にして2m前後の配管ですが、作製にはかなりの手間と時間が掛かります。
たまに
「ワンオフのフルエキなんすけど~、10万ぐらいで造れませんかね~?」
とか
「エンドだけ切り飛ばして、ワンオフテールだと2万ぐらいっすか?」
って
とっぽい兄ちゃんみたいな話し方で電話掛かってきますけど
「無理です。」
とお断りしています。笑
話しが逸れましたが、これで排気側が完成したので
排気側すべてを一度取り外し
エキマニ~フロントパイプ上流部分にサーモバンテージを巻いて行きます。
新品ヘッドと新品ブロック・・・
しかもブロックは24U刻印のN1ブロックです。
オーナーの愛をヒシヒシと感じます。