BNR32 GT-R フロントパイプ作製!

ウェストゲートの配管を切り出していたBNR32 GT-R

現物合わせで材料を切り出しては仮固定を繰り返し

通しで問題が無い事を確認したら、反りが出ないように順番に本溶接して行きます。

CADで図面引くまでは出来ませんが、現物合わせの割には

かなり良い感じのレイアウトになったと思います。

最低地上高はキープしながら、流速を落とさないように

排気干渉にならないようにゲートを戻します。

 

フロントパイプ側が完成したら、一度エンジンを降ろして

エキマニからゲートまでの配管を製作&溶接して

タービンから触媒までの配管は完成です。

 

 

全長にして2m前後の配管ですが、作製にはかなりの手間と時間が掛かります。

たまに

「ワンオフのフルエキなんすけど~、10万ぐらいで造れませんかね~?」

とか

「エンドだけ切り飛ばして、ワンオフテールだと2万ぐらいっすか?」

って

とっぽい兄ちゃんみたいな話し方で電話掛かってきますけど

「無理です。」

とお断りしています。笑

 

話しが逸れましたが、これで排気側が完成したので

排気側すべてを一度取り外し

エキマニ~フロントパイプ上流部分にサーモバンテージを巻いて行きます。

新品ヘッドと新品ブロック・・・

しかもブロックは24U刻印のN1ブロックです。

 

オーナーの愛をヒシヒシと感じます。