公認車検とECUのリセッティングにて入庫した
ZN6 86
足回りに社外のリアロアアームが組み込んであるので
必要書類を製作して陸運局に提出したのですが
メーカーさんが準備した強度検討書に懸架装置における降伏点安全率が記載されておらず
計算不足として突き返されました。
クスコさんが添付する書類には降伏点の安全率の記載がない旨を指摘すると
クスコ製のサスペンションアームの強度計算書は安全率として考える角度が異なり、
純正との対比が出来ているので問題無いとの事
なるほど・・・
メーカーが準備した書類を補完して再提出が必要となってしまいました。
書類を準備している間に、車両の方も車検の準備を進めて行ったのですが
排ガスが基準値に入らないという致命的なトラブル発生
A/F計を装着し、暖気後の空燃比を見てみると
なんじゃこりゃ・・・
フィードバックが効いてないんじゃ・・・
パソコンをつないでフィードバックの状況を見てみると
O2フィードバックもA/Fフィードバックも両方とも意図時にOFFになっていました。
その為、空燃比は12の前半を行ったり来たりし
排ガスとしてはCO 3%付近 HCは800ppmあたりをウロついています。
86だとCOは1%以内にHCは350PPM以内に収めないと車検には合格しません。
ブリッツさんのHPを見ると
排出ガス基準値をクリアするメタルキャタライザーと専用ECUがセットになった上で販売しているようですが
フィードバックをOFFにしたECUでは車検には通りませんよ・・・
そこで、ECUの内容を書き換えて
O2フィードバックもA/Fフィードバックも有効にしてみると
A/Fもストイキ付近に自動調整されるようになり
排ガスも基準値内に治まりました。
車検対応と思っているあなたの86 BRZ
本当に車検に通る排ガスをクリアしてますか?