R35 GT-R バランス取クランクにてパワーアップ実現!

ダイナパックでの慣らし運転が終わった

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R35 GT-R

ダイナを使った慣らし運転としては異例の

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590kmの慣らし走行

掛かっている時間も金額も半端じゃないので、念には念を入れて各作業を進めて行きます。

 

慣らし運転終了時、オーナー自ら

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こんな

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高級なお菓子を差し入れして下さり、暗黙のプレッシャーMAX?(笑)

プレッシャーには強い方ですが・・・

 

さて、クランクのバランス取の効果は先日のブログにて紹介しましたが

本セッティングでも効いて来るんでしょうか・・・

 

結構、非日常的な金額と納期が必要だったHKS 4.1L用のクランクバランス調整

(SR20のエンジンなら、完全OH&制作出来るぐらいの金額です)

数字にも表れてくれると、施行者もセッティング者もオーナーも報われるのですが・・・

 

今回はフューエルレギュレーターを調整式にして、

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仮想的にインジェクター噴射量を増やせるようにしてあるので

その辺りのパラメーターを微調整してセッティングスタート!

 

早々に

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前回のMAXパワー

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MAXトルクを上回り

ほっと一安心

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赤いグラフが前回のセッティング時のグラフ

青いのが今回のグラフ

4000rpmで800ps 4500rpmで950ps出ています。

4700rpm以上は常に1000psをオーバーするような予想をはるかに上回る結果に思わずニヤニヤ

最大トルクなんて152.5kですよ。

 

ダイナを回している時のエンジンの音も、なんかこう・・・キレの良い音がするんですよね。

まるでV6じゃ無いようなキーンって感じの音

 

高回転時のバランスだけでは無く、低回転時のバランスを根気よく調整すると

結局高回転時のパワーにもつながると言う、当たり前だけど納得する結果でした。

 

バランス取り済クランクシャフトとして販売する以上

ここまでやった上で販売して欲しかったですね。

 

残るは・・・実走セッティング・・・

恐怖以外の何物でも無いですね。

マジでスリックタイヤが欲しいっす