昨日からダイナパックに載せられた
R35 GT-R
ツインインジェクターにして燃料の限界をかさ上げし
ビッグスロットルにより、ターボパイピングとサージタンクの圧力をシンクロ化
駆動系はHKSのGR6と強化クラッチパックにて万全を期した上でのリセッティング
「季節が季節なんで、あまり期待しないでくださいね~」
なんて事をオーナーにはお話ししたものの
心の中では4桁達成に闘志を燃やしていたのは内緒の話・・・
ひとまずインジェクター関連の補正値を
570㏄の12本に合わせただけの状態でパワーチェックしてみると
前回が920psだったのに対して、今回は880psほどしか出ていません。
ありゃ~、今日はだめかもな~と思いながらも
HKS-EVC6の設定を変更し、ブーストを1.7k→2.0kまでブーストアップ
なかなか4桁に届かなくて
あっちのマップをコチョコチョ
こっちのマップもコチョコチョ
っで最終的に
1041ps トルク141.3k
パワーを4桁に乗せたかったのも有るのですが、
トルクを140kオーバーに届かせるのが自分の目標だったので
なんとか目標達成です。
乗って速い!と感じるクルマ造り を目標にしているので
やはりトルクアップと言うステップは欠かせません。
ピークパワーが変わらなくても、トルクが増えればクルマは速く走ってくれます。
トルク140kオーバーと言うこのモンスターR35 GT-R
でも、アクセル全開にしなければ、拍子抜けするほどに普通に走れちゃいます。
クラッチペダルもないので、AT免許だって乗れちゃうんです。
HKSのGR6も、海外のクソ煩いミッションの様な不快な音は皆無で
クラッチがガラガラジャラジャラ騒音を奏でる事もありません。
2000rpm付近で高速道路を100k/h前後で流していたら、
とても1000psをオーバーしたようなクルマには思えないほど普通に走ってくれますよ。
R35と言うクルマが出てきて、1000psと言うパワーがグンと身近になりましたね。
実走行でのテストが残っていますが
パワーもトルクもひとまず目標達成したので、休日返上してセッティングした甲斐がありました。